出版を取り巻く世界の状況を幅広く網羅しています
本書は、
あくまで書籍文化の「未来」について書かれたものであって、
単純に、
電子本(電子書籍)と印刷本(紙の本)だけについて書かれたものではない。

面白いのは、
世界における出版状況に関する指摘である。
アメリカに君臨する巨大出版社のほとんどを海外資本が握っていることや、
書店としてのアマゾンの巨大さなど、
興味深いものが多い。
二段組みになっているとはいえ、
わずか60ページで、
上に挙げた以外でも、
現在の出版を取り巻く現状や問題点が、
かなり幅広く網羅されている。

ただ、
短いページ数で多大な論点を取り上げているため、
書籍・出版の世界のことがある程度は分かっていないと、
やや理解しにくいように思われる。
また、
こういった本に望むのは酷かもしれないが、
日本の出版総売り上げ及び科学技術書の売り上げの減退に言及されているが、
それが単なる指摘にとどまり、
解決方法が示せないのは仕方ないにしても、
原因にすら言及されていないのは残念である(アンドレ・シフリンの本を読むと、
いわゆる“硬派”の出版物の減退は、
アメリカでも1980年前後から始まっており、
日本だけの問題ではない)。

加えて、
電子本と印刷本を比較したさい、
印刷本が引き受けるべき紙資源(森林資源)の問題に全く触れていないのも問題だろう。

できれば、
本書で提起された問題なども含め、
書籍の「未来像」を、
ブックレットでシリーズで出すなり、
ページ数の多い本を出すなりして、
もっと詳細に論じて欲しいものである。


なお、
私個人としては、
印刷本(紙の本)が好きだし、
持っている量も多いが、
長い目で見た場合、
書籍全体の中では電子本がかなりの割合をしめることになるのは不可避だと感じている。
書籍文化の未来――電子本か印刷本か (岩波ブックレット)

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