この世界は残酷だ。それでも・・・
個人的に今までで最もよかった巻でした。

前回鎧の巨人達に敗北してしまい、
連れ去られてしまったエレンとユミル。

彼らを助け出そうとエルヴィン率いる兵団はすぐに追いかけ、
104期の面々を中心に鎧の巨人とのリベンジマッチに挑みます。

いつも通り熱い戦闘と次第に明らかになる謎と更に増える伏線が秀逸なのはもちろんですが、

今回個人的にすごく良かったのは大きく二点。


一つは登場人物の想いが強く伝わってきたこと。
特におじさん達がかっこいい。

まず兵士たちはおろか自分すら駒の一つとして考え、
目的を達成しようとするエルヴィン。

そんな彼も今回は先陣切って巨人の群れに突撃し、
獅子奮迅の戦いを見せます。

一見冷徹な彼の中には熱い想いと強靭な精神力があることを感じさせられました。

ハンネスさんはエレンの母親を喰った巨人と対峙。
あの時逃げてしまった自分。
助けられなかった自分。

きっとあれは合理的に考えれば決して間違っていなかった選択で。
それでも自分が許せなくて。

だからこそ仇と巡り合ったとき彼は・・・。
やりきれないけれど、
すごく気持ちがわかってしまう場面です。


もう一つはやはり終盤のミカサの告白にエレンが応えるシーンです。

個人的に私が最もこの漫画に心動かされる理由は、
極限の中での凄絶な生の描写にあります。

この物語は常に戦場の熱気と迫力に満ちていて。
なのにそれでいてどこか儚さをおぼえます。
時折描かれる日常のふとした喜び。
大切な人への想い。

そんな想いは残酷な現実の前ではあまりに儚く、
明日にも断ち切られてしまいそうなもので。
でもだからこそ美しい。

たとえるなら戦場に咲く一輪の花のように。
死体の上で美しく咲き誇り、
散りゆく桜のように。

大切な人が目の前で喰い殺され、
自分たちも今まさに喰われようとしている。
他の仲間たちも時間の問題。

もう最期かもしれないからこそ、
エレンに想いを伝えたミカサ。

その笑顔があまりに綺麗で。
なのにどこか儚げで。
戦場なのにそこだけ時が止まったようで。

読んでいるこちらも息を止めて見入ってしまうような美しいシーンでした。
進撃の巨人(12) (講談社コミックス)

その他の感想

帯に偽りなし、価格に見合う良書
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第3次世界大戦予測
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大幅なクォリティアップ
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