櫻井よしこの実践的「議論の作法」
人によって好き好きはあるだろうが、
櫻井よしこの議論は、
冷静で、
事実に忠実で、
相手のつくウソには見事に切り返し、
言うべきことをきちんと伝えながら、
ユーモアも忘れない。
これは、
記者・キャスターとしての豊富な経験と、
狡猾な中国人・韓国人との数多い議論体験から自然に体得したものだろう。

本書は、
こうした櫻井の議論の方法が端的に現れた「対論」を、
ここ10年程度のものから選び出して、
著者自身による簡単な解題をつけたものである。


「中国・韓国との論争に負けない力」では、
「尖閣」「韓国の反日」「靖国」「慰安婦」などのテーマで、
中国・韓国の論者と、
静かに、
冷たく、
しかし白熱する議論を展開する。
巧妙に仕掛けられる情緒に訴える罠、
言葉の綾のように問題の本質のすり替え、
彼等が確信的につくウソや揺さぶりを小気味よくさばいていく。
彼等は言いくるめることしか考えていないから、
建設的な議論は初めからムリである。
しかし、
彼等のウソが通用しないことを分からせる論法が必要である。
この議論では、
ここで止めておくことがベストである。
彼等の挑発に乗って、
軽率に学問的に彼等を論破しようとすると返って泥沼に陥ることもある。
櫻井がよくやって見せるように「ウソが通用せず、
とっさに反論できない彼等が黙りこくる」ところで終わることが丁度よい。
櫻井の「議論の作法」は、
この点でまことに有効である。


「議論を深める力」では、
一転して、
誠実な研究者とともに、
事実の核心に迫る議論の在り方を探る。

「日米資源同盟」の可能性を山田吉彦氏と議論し、
「放射線汚染偏向報道」「地球温暖化の欺瞞」をそれぞれ奈良林直氏、
赤祖父俊一氏と語り合う。


そして、
白眉は、
最終章の「櫻井の母、
以志氏との対話」だろう。
このとてつもなく魅力的な対話について、
批評しようとは思わない。
ただ、
できるだけ多くの方々が、
この対話を読まれることを願わずにいられない。
議論の作法 (文春新書)

その他の感想

ファンデーションと言うより…
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