想田和弘という「観察者」を知るための本
商品の内容説明欄が詳細かつ丁寧なので、
ここには感想だけ。


基本的には自身の新作映画『Peace』の制作過程をつまびらかに解説する構成をとっているが、

そのなかでフレデリック・ワイズマン、
マイケル・ムーア、
佐藤真、
原一男など
幾人かの著名なドキュメンタリー作家やその作品にたびたび言及するため、

「ドキュメンタリー映画」の概要を知ることのできる入門書としての役割も果たしているように感じた。


しかも、
驚くくらいきれいな文章で、
かつ平易な表現だけで書かれているので、

ドキュメンタリー映画に詳しくない読者でもスラスラと面白く読めてしまう。

特に普段、
映画よりテレビを観る機会のほうが多い、

ドキュメンタリー映画というとなんとなく小難しく退屈なイメージをもっている人にとっては、

その世界がいかに刺激的で豊かな価値観に満ちているかを知る、
いいきっかけになる良書だと思う。


ただ、
タイトルにわざわざ一人称を用いていることからも明らかなように、

この本で著者が語ろうとしているのはあくまで著者自身の価値観である。

「観察映画」という、
どこまでも自意識を排すことを心がけるドキュメンタリーの手法においてですら、

どれだけ作家の主観に満ち溢れているか、
それが本書のテーマになっているように感じた。


私の場合はこの本を読んで著者に興味を抱き、
すぐに『Peace』を劇場で鑑賞したが
(映画のレビューは書きませんが、
傑作でした)、

本書には『Peace』の核となるシーンの撮影背景や台詞が紹介されているため、

おそらく最も理想的なのは、
映画→本書→再び映画、
という流れだと思います。


とにかく『Peace』の公開が終わらないうちに、
すぐにでも劇場に向かうことをお勧めします。
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