倫理規範の内面化
恐ろしい絵図を見せて恐怖心を植え付けて子供を躾けることに抵抗を感じる人は当然いるだろう。

体罰による躾と同様に、
「脅す」という要素があるからだ。


でも、
この両者には決定的な違いがある。

それは、
「リアル」か「ファンタジー」かということだ。


鬼や閻魔大王は実在しない。
だが、
体罰を行う親はいつまでも目の前に実在する。


子供に、
サンタクロースがいるという一種のウソ(信じてる方には申し訳ない)をつくのは、
どこの家庭でもあることだ。

だが、
子供はやがて成長するに従って、
夜中にプレゼントを置いてくれたサンタクロースの正体は親だったのだと気付く。
ファンタジーであることを自然と知る。
それでもステキな記憶と経験が、
その子の財産となる。


さて、
大人になってまで、
地獄や閻魔大王や、
鬼の存在をリアルに信じて恐れている人はいるだろうか。
そんな人はカルト宗教の信者くらいだ。
普通は、
成長する過程で、
鬼は実在しないものだと認識する。
幽霊はいるかも…程度だ。


それでも、
昔は、
いや現代でも、
『お天道様が見ている』『バチが当たる』といった倫理観を持っている人は多くいる。

この『お天道様は見ている』的な倫理観の欠如、
これこそが問題なのだ。


「罰を下す母親にさえバレなければいいのだ」といった倫理観しか身についていないために、
「不倫はバレなきゃいいのだ」「車で人をはねても、
とりあえず逃げる」「誰も見てないからトイレで子を産み捨てる」というような残念な人が存在してしまう。

自分の中に倫理規範がないのだ。
規範が自分の外にあるから、
「バレなきゃいい」的発想が生まれる。


誰が見てるか見ていないかなどは関係ない。
規範は己自身の中にあり、
誰も見ていないところでも善行をなすべきなのだ。


この「地獄」という絵本で、
トラウマが残ると考える人がいるが、
それは良いトラウマになることもある。
しばらくは怖い夢を見るかもしれない。
悪いトラウマというのは、
この本自体がトラウマになったというより、
こんなに恐怖を感じているのに、
親がそれに気づかず安心感を与えてくれないことが問題ではないか。
絵本地獄―千葉県安房郡三芳村延命寺所蔵

その他の感想

本坊元児という男そのものの本
エンゼル同等
旨みが逃げない料理の数々
良い品でしたー
最高の買い物でした
アンプ初心者ですが十二分に満足
内容に相当な片寄り。
やっぱりB747最高!
帽子がかぶれませんでした。
作画良し、個人的にはシナリオやキャラ設定がアニメよりいい
うーん、薄いし科学的に?な内容も多い
使い始めると必須!
なんか音が
交換出来ない・・・
うん、よかった
安くて便利です
小さすぎて。。。
美味しいのに配達範囲じゃないのが非常に残念です!!
もっと早く購入すればよかったー
買いです!
ジプシーたちの明るさと煩さがしっかり伝わってくる
純正品が割れたので買い換えました。
メーカー(GAMEJOY)の対応について。
いわゆる薀蓄本
届けてもらえると楽!
ビル・エヴァンズ・1975年
アートワーク高解像度化
コメンタリー♪
初心者でも夏のまとめ髪に良い!
ロマネスク
戻る