全面改訳を強く望みます
ジェレミー・ブラックは、
イギリス近世史から出発してさまざまな時代・地域の軍事史・外交史に手を広げ、
それを評価の高い一般向け概説書にまとめて出版している、
イギリスポピュラー歴史界のワンマンアーミーともいえる存在です。
あまり翻訳紹介はされてこなかったのですが、
今回軍事史本としてははじめて翻訳されるということで大変期待して読みはじめたのですが…。


翻訳が…壊滅的です。
はじめは直訳調で読みにくいな、
と思っていたのですが、
それにしても意味自体がとれない文章があまりに多く、
ついには原書を取り寄せてクロスチェックをしてみることにしたのです。
すると単に日本語としてこなれていない、
あるいは軍事を扱った書籍にありがちなテクニカルタームのおかしな訳といったレベルにとどまらず、
原文と訳文が全く意味が違うものになってしまっているセンテンスを多数見つけてしまいました。


はじめに違和感を感じた個所について例を挙げて見ます。
第3章の中ほど、
アウグスブルク同盟戦争~スペイン継承戦争における英仏海軍の戦いについて述べている部分です。

80ページ4行目
「フランスの優位によるこうした変化は、
イングランドの海軍力増強と自信をつけることに影響しただけではなく」とありますが、
まず前段で英海軍の優勢によって仏海軍が私掠船中心の活動に切り替えざるを得なくなったと触れられているのに、
「フランスの優位」とあるのが不思議であり、
またフランスが優位になったことでなぜイングランドが自信をつけることにつながるのかよく理解できず、
さらに混乱を呼ぶことにたった3行後に「フランス海軍が弱体化していたために」というフレーズが登場するのです。
いったいフランスは優位に立ったのか弱体化したのか、
どっちなんだ!……原文をチェックしてみたところ実に単純な話で、
訳者が「フランスの優位によるこうした変化」と訳した部分は The shift in French prioritiesとなっており「フランスの優先順位の変化は」であったわけです…。
海軍の世界史―海軍力にみる国家制度と文化

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