久々にやる気がみなぎった自己啓発書

才能開発コンサルタントとして活動されているという著者が、

自分の才能に気づくための要点をまとめている自己啓発書です。


ココ・シャネル、
スティーブ・ジョブズなどの成功者の事例に触れながら、

才能開発の手法を紹介しており、

自分の興味・関心やエネルギーの源を知るためのヒントが見つかる一冊です。


本書によれば、

・自分の感情に正直に生きる力。

・他人の感情（ニーズ）に応える力。

　この２つの力が成功の秘訣だとのこと。


そこでまず大切なことは、
自分の感情を知ることですが、

本書には、
自分の感情タイプを知るための考え方が紹介されています。


たとえば、
「やりたい」「なりたい」などの欲求に根差した以下の７つのポイントは、

適職や現在の方向性が正しいかどうかを判断する材料として活用でき、
重宝します。


◆自分の才能を手に入れた７タイプの人たち
（１）自分が欲しいものを追求した人
（２）やりたいことを追求した人
（３）なりたい自分を追求した人
（４）助けたい人がいた人
（５）経験を追求した人
（６）与えられた環境で努力した人
（７）もともと上手にできた人

恥ずかしながら自己啓発書は読んだだけで満足してしまうことが多いのですが、

この本はそれだけに留まらず、
行動を起こそうという強い気持ちを芽生えさせてくれました。


以下に、
私がこの本を読んで参考になった部分を、
引用してご紹介します。


・感性が必要な「クリエイティブな才能」と「感情を扱う才能」。

　大きく分ければ、
この２つがこれから求められる才能です

・「才能＝感情×行動×能力」

・自分の人生にあったもの・なかったものを見つけ、

　受け止めることができれば、
才能を生み出すパワーに変えることができます

◆才能が目覚める「３つの質問」
１．20歳までにあったもの、
なかったものは何ですか？