こびりつかせないために

「テフロン加工の卵焼き器しか使ったことがなくて自信がない」「ちゃんと予熱しているのにこびりつかせてしまう」という方へのアドバイスです。

ポイントは、
「十分な予熱は油を塗るためであって、
油を塗った後、
少し温度を下げてから卵液を入れる」です。


･中火で十分予熱する。
付属のクックブックに詳しく書いてありますが、
たらした水滴が卵焼き器の上で「大きめの玉になって」コロコロ転がる程度。


・火を止めると同時に油を薄く塗る。
ここで油が茶色くなるようでしたら温度が高すぎです。
卵焼き器をきれいに洗ってからやり直してください。
（油を塗るときの温度はある程度高くないといけませんが）

・火からはずして1分程度放置し、
温度を下げる。
私はこの間に卵をかき混ぜてだしをいれ、
味付けをしています。
急ぐときはぬれ布巾の上で温度を下げても良いです。
こうすると、
卵焼き器にはほとんど何もつかずにきれいな出し巻きや卵焼きができます。


卵焼き器の温度が高すぎる状態で、
少ない量の卵液しか入っていないと、
焦げついてしまいます。

こびりつかせてしまう人は、
温度を下げないままでゆっくりと卵液を入れているのではないでしょうか？