プロの話し方がわかる！必ず役立つ本です。

ＮＨＫキャスター歴17年の著者が、
89年の伝統を持つＮＨＫで
代々アナウンサーにだけ伝えられてきたノウハウを解説した一冊です。


話し方のノウハウである「ＮＨＫ式７つのルール」をはじめ、

相手をぐっと引き寄せる「入りのひと言」の作り方、

効果的なジェスチャー方法など、
本当に勉強になる部分が多いと感じました。


人前で話すことがある人であれば必ず役に立つことと思います。


また、
この本を読んだ後にNHKを見てみると
今までと違った目線で楽しむことができると思います。

確かにこの本で書かれた内容を実践していることがわかります。


以下に私がこの本を読んで参考になった部分を、
引用してご紹介します。


◆ＮＨＫ式７つのルール
１．話す目的をハッキリさせる
２．「13文字以内」でタイトルをつける
３．結論は「最初の15秒」で言う
４．「一文50文字以内」にする
５．「４つの抑揚」で強調する
６．「１分300文字」でゆっくり話す
７．独り言から入る

・伝えたいことには、
「事実」と「感情」の両方が入っていることが大切

・話をするときに、
「何を伝えたいか」という「何を（WHAT）」で
　話のポイントを考える方は大勢いるでしょう。

　しかし、
「なぜ、
伝えなくてはいけないのか」という
　「なぜ（WHY）」まで考えている人は少ない

・「なぜ（WHY）」を考えると、
話す内容に公共性が出ます

・強調したい言葉を「間」でサンドイッチする

・「入りのひと言」は“五感を使った独り言”で
　リポーターが「入りのひと言」としてよく使う
　「ＮＨＫ式ルール」があります。

　それは、
自分の五感を使った独り言です。

　「甘いおいしそうな香りがしています。

　こんがりと茶色に焼きあがったパンが次々と運ばれています。

　ここはパン工場です」

◆「I→YOU→WE法」