本のタイトルは完璧、内容は群盲像を評すの集合体だが、労作である。
著者は百恵の2学年下とのこと。
当方はちょうど10歳上であるので時代的にも少しばかり上から目線になり勝ちだが、
先のレビューの方も触れられている如く、
ネットに最近になってあげられた「マイストーリーその他」の彼女の発言を聞いたところは、
63歳になっている今現在の自分と比較しても驚嘆すべき人格に関心するばかりであるが、
たしかにその点が触れられていないのは、
もの足らない感じは残る。

 この本は、
最後に参考文献としてあげられている印刷物を中心とした記録を丹念にまとめたもので、
「山口百恵とその時代」を追想するためのひとまとまりの資料として書かれると著者も語っているが、
放送記録や芸能雑誌関連は含まれないとも語っている。
ただ、
小学館1980年12月20日臨時増刊「微笑」が抜けているのは惜しい、
渡辺さんの娘さん2人の部屋に下宿したこと、
ベランダに増設したお風呂とともに渡辺さん宅が写っているのに、
この雑誌は是非とも文献として復刻して欲しいものである。

 彼女の埋蔵量の深さと残した奇蹟は、
その全体を捉えようとすればするほど、
まさに群盲像を評す、
とならざるを得ないのではないか。
その意味では、
百恵マニアにとっては知っていることばかりの感がいなめない。
特に、
川瀬さんの回想記からの転載が、
明確に引用表示がないのも少し気になる。

 しかし、
STRONGER THAN PARADISE さんのサイト、
2012年4月17日「持運び式ミュージアム、
山口百恵完全記録」ではマニア以外の人には、
ガイドブックが必要とあるが、
この本はまさに、
これに当たる労作であろう、
特に、
これから総体としての山口百恵を知ろうとする方には、
買って損はない。

 又、
著者は、
平岡正明「山口百恵は菩薩である」と四方田犬彦編「女優山口百恵」を評論としてあげているが、
前述のSTRONGER THAN PARADISE さんのサイトの評論も是非ともあげておくべきであろう。

 更には、
百恵の2歳上の藤井丈史マイスペースブログ「日本語のうたの声と言葉」では、
専門家としての視点から最大限の分析・評価・賛辞が,山口百恵に贈られていて、
心強い。

 芸能雑誌・ラジオ放送も含めた、
このようなガイドブックが、
更に今後世に出てくることを期待したい。
山口百恵 赤と青とイミテイション・ゴールドと (朝日文庫)

その他の感想

山頭火の心象への広い間口
※拭きスジが残る
透明フードケース
良く完成している作品
ベルトが柔らかい
前にどこかで会ったような・・・?
頑張って息子がこれで勉強してます・
小振りで良いですね。・
これ本物?買った途端に値段が下がってた・・・。
欽定訳聖書
薄くて気泡も入りにくいが貼り付け時に注意
今までのフェイブルとは.
低価格文句なし
脇汗完璧!
小さくて良い。
色々使いたい。
む〜。。。。私は大満足でしたが。。。
良いメーカーの良い商品です
ミユージックベル
2枚ともうまく見れません
いいんだけど・・・
爪折れ防止は、やはりよい
DVDに工夫が欲しいが…
タイツ着用時には必須
ヤンキー
iPhoneのWebアプリ開発にはもってこいの本
あーもうホントにそのとおり!
いいですよ~
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