洪水は行政区ではなく、流域で起こる! 流域地図で、大地の凸凹を知り、地球の理に沿った新しい暮らしをつくる。
あちこちで綻びが目立ち、
曲がり角に来ている今の産業文明に疑問を持ち、
自然と共存した新しい暮らし方を考えている人にとって、
本書は最適な入門書の一つであると思います。

本書は、
温暖化が進み、
台風の大型化、
海面上昇によるゼロメートル地帯の拡大、
高潮の危険増大などの水災害のリスクがますます高まると懸念されるこれからの時代、
従来の「行政地図」ではなく、
「流域地図」で自分達の暮らす大地を見つめなおそうと提起しています。

「流域」とは、
降雨が大地の凸凹に沿って集まり、
流れ下り、
一つの川に集まる範囲のこと。

普段私達が慣れ親しんだ地図は、
道路や鉄道などの交通網や、
公共施設やお店などが書かれていても、
高低差は書かれていません。

しかし、
大雨による洪水や高潮、
あるいは津波などの災害においては、
この大地の凸凹が決定的に需要になります。

例えば、
大雨により川が氾濫するのは下流域が多いですが、
その水は下流の街に降った雨が原因ではなく、
その川の流域、
特に上流域に降った雨が原因です。

例えば、
2011年9月に100万人を越える住民に避難勧告が出された庄内川、
避難勧告の大半は名古屋市を中心とする愛知県内に出されましたが、
流域の上半分は岐阜県に位置しています。

ですから、
名古屋市民は自分達の街に降った雨だけではなく、
上流の岐阜県に降った雨を警戒しなければならないのですが、
テレビなどのニュースでは増水した名古屋市内の川の様子を映すのが常で、
上流の様子が映されることはほとんどありません。

本書では、
洪水は行政区を超えて流域で起こることを示しながら、
流域地図に基づいた災害に強い街づくりの事例も紹介しています。

また水の循環が生態系に与える影響ついても触れ、
生物多様性の保全回復も流域地図をベースに行うことを勧めています。
「流域地図」の作り方: 川から地球を考える (ちくまプリマー新書)

その他の感想

抜群にいいシューズ
これ1本でほとんどのシーンに対応できます。
サイズは要確認かもしれません。
単純だが画期的な商品だと思います。
次巻が気になる……!
男にも佐野洋子作品を。
包みやすい
見ないうちに進化し過ぎてる‼
美尻。
もっと早く買っていれば良かった!タティング本の最高峰。
意外と乙女度低めなので男性ファンにもお勧め!特にJOJO!
ディレクターズカットに満足!
メロディーにコードを当てる技術が学べる
窓枠での使用
かっこいい靴です!
メイキングでこの内容!!?
兵士の娘だけどギュンターの娘だから!
白くヨレなければ☆5つ
初心者向けかも
彩が・・・・・
ちょっと小さめ&細めです
小さい?
余計に乾燥しました!!
忘れかけていたもの・・・
終わりであり、始まり
充電池4本仕様
意外にいい本です
クリス・アンダーソンから眼が離せない
自然派発酵フードペットドゥ
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