終わりであり、始まり

待っていました、
シリーズ最終巻！
あらすじを読んだとき「真尾はヒロインと同棲していると書かれているのに、
間男も真尾……？」と混乱しましたが、
実は真尾浩一は解離性同一性障害で二重人格、
シナリオのメインは夜だけに現れる浩一の別人格・景との密事でした。

婚前交渉をしない浩一とは反対に景はとても積極的で、
二人の秘密として剃毛プレイでつるつるにしたりと濃厚な夜を過ごさせてくれました。

景とヒロインはお互いに強く惹かれ合っていき、
最終的には景が浩一の人格をのっとろうとするのですが……。

景との関係は悲恋ENDになってしまいますが、
シリーズの時系列などの隠された仕組みを理解していくと、
景との別れはまだ「始まり」にすぎないようです。

リスナーに想像の余地を与えるような作品づくりはさすがの一言。

黒井勇さんは久しぶりのシチュCDだったと思いますが、
以前と比べるとナチュラルな演技でドキドキしました。

浩一と景の演じ分けもよかったです！

マケプレでも購入できるシーガル特典は【dawn編】。

特典シナリオは景がのっとりに成功していたら……というアナザールートの話。

本編を聴いてると浩一より景に惹かれるのはしかるべきことなので、
景との幸せな甘い時間を堪能できる特典はオススメ！
目覚ましフェラと、
歯磨きしながらちょっかいだされて後背位で。

夜しか会えなかったのに制限なく一緒に過ごせる幸せを感じられるシナリオでした。