高知が抱える保守性と革新性の両面
大阪市が公募した民間出身の校長や区長が不祥事を連発しているのを見ると、
「民間の感覚」なるものを有難がる風潮は極めて一面的・短絡的と思わざるを得ない。
仕事ができる・できない、
社会人としての常識がある・ないは、
「民間」と「公務員」という属性には関係ない。
そこらへんの公務員よりはるかに官僚的な体質の「民間」会社や社員など別に珍しくもない。
どんな職場にだって、
本当は面白くてユニークな発想や感覚を持っている人材がいるはずであり、
そういう人材がその発想・感覚を活かしてノビノビ仕事ができる環境が職場にあるかどうか、
という点こそが大事ではないか。

本作中の「公務員には柔軟な発想がなく、
仕事ができない」と受け取られかねない県庁の職場の描き方はいかがなものかと思うが、
同時に高知の持つ革新性と保守性の両面をうまく描いた映画だったとも思う。
高知に生まれ育った知人に言わせると、
高知県は、
共産党が強いという革新的な地域性や、
日本資本主義の黎明期に坂本竜馬や岩崎弥太郎を生み出す進取の気象がありつつ、
一方で出る杭を打つような権威的・保守的な体質も併せ持っているとのこと。

作品中ではそんな興味深い高知の人々の気質も表現されている。
2組の男女の恋愛感情の描き方は中途半端だったかも知れないが、
それでも高知県民の不器用なまでのまっすぐさ、
実直さは伝わった。
むしろ、
恋愛沙汰が中心の映画になってしまったら、
この映画の魅力や面白さはむしろそがれてしまっただろう。
錦戸亮が不器用な青年を違和感なく演じていたのも面白かったが、
何より船越英一郎が「確かに高知にこういうおっさんっているよ!」とびっくりするくらい上手に土佐弁を使いこなしていた。
高知の観光アピール的な性格のある映画ということで四万十川や高知市内のよく知られた光景のシーンもあったがそれはそれで楽しめた。

とりあえず、
高知に行ってみたいな、
と思わせてくれたということで、
映画の目的は達成されているのではないでしょうか。
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