ヒトラーとナチ党の基本をおさえる最適の本
昨年の荻上チキさんのラジオに著者である石田さんはナチスドイツについての解説をしていました。
この本はあとがきにも書いてあるようにそのラジオでの解説がきっかけとなって執筆されたとなっています。
確かにそのラジオを記憶を思い出してみるとこの本ほど詳細とはまではいきませんが、
このような内容が語られていたと思います。


その荻上チキさんのラジオは昨年の麻生太郎蔵相のナチスドイツを見習えばという失言を受けてのラジオで、
では、
そのナチスドイツというものはどういうもので、
どのようなきっかけで誕生したのか。
その点について石田さんは大変よくわかりやすく語っていました。


石田さんによると、
この本の主人公で第二次世界大戦やホロコーストなどの悲劇を引き起こすことになるヒトラーというものはごく普通の男で怠惰で美術学校の受験にも失敗した男であったと。
その男があるとき自分には弁論の才能に目覚め、
所属していたナチ党の中で地位を確立していくことになります。
やがて、
ワイマール共和国時代のドイツ国内に蔓延する閉塞感の中に、
ナチ党を支持する勢力が次第に大きくなっていきます。

ナチ党が政権を担うきっかけとなる部分では、
ロシア革命の影響により共産党の勢力拡大を恐れた保守勢力が、
ナチ党と協力して政権を作りだし、
やがて、
ナチ党、
ヒトラーが独裁体制を築いていってしまう。


そのナチ党が大きくなっていく過程というものも詳細に語られていますが、
偉大な哲学者や文学者、
音楽家、
進んだ科学技術を生み出してきた先進国であったあのドイツの国民がこのような狂信的な政党に熱狂してくというのは非常に不思議で、
怖さも感じました。

ナチ党への支持というのもそうですが、
ただの平凡な男であったヒトラーにこれほどまで熱狂したのはなぜなのでしょうか。


著者はその点について、
国の閉塞状況、
ユダヤ人に代表される弱者への差別意識と優越感。
それらが、
大きく影響していたのではないかと分析しています。
それでも不思議な気持ちは晴れません。
なぜ、
あんなちょびひげを生やした、
それほど魅力も感じない男に国民は支持をしたのか。
ヒトラーとナチ・ドイツ (講談社現代新書)

その他の感想

コンパクトで使い易く、CPも高いですね。
グッドプロダクト!
粗目は満足ですけど
猫の生活習慣病対策
即席、ラムジー!
がっかり、、、
ラチェット機構
平成26年度の再試験は収録されていません
DS用ということですが…
買っただけで満足・・・
人物描写が深い
よく分からない&マズイ
1930年の出版。フロイト晩年の著書。
ずっしり重くて高級感がある。
あまり深入りはしないほうが無難
だって太宰と安吾を壇一雄が書いたんですよ
最先端の分野まで分かりやすく解説。
ネット関係のレビューで購入を迷っている方へ
大人可愛い
いくつあってもいい!
満足しています
満足なでき!!
新規・換装を問わず、間違いなくお勧めできます【必ず追記をお読み下さい】
amazarashi
すぐカビがはえる
かわいい♡
ワイド照射のはずが
スパコンというものが多少理解できたが・・・。
世のため人のため
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