イギリスの事例は他山の石だらけ
 この本を読み進む中で、
ある感慨が胸に去来した。

約150年前、
明治維新間もない頃、
岩倉使節団が絶頂期の大英帝国を視察した。

英国各地で見聞した文明に圧倒されながらも、
岩倉使節団の子細な観察眼は
日本とヨーロッパとの文明の時間差は約50年と喝破したという。

実際、
その50年後の昭和初期には日本は列強入りを果たした。
そして150年後の今、

イギリスよりも日本が50年進んでいるとは何とも感慨深いものがある。

明治以来、
「列強に追いつけ、
追い越せ!」と日本のより良い明日を信じて
頑張った、
あるいは一身を投じた先人達・英霊達に捧げたいタイトルである。


 この数年、
似た趣向の本が続けざまに出版されてるので「二匹目のドジョウ」
狙い感は否めない。
帯の「何勝何敗で日本の勝ちでしょうか。
」なんて文言が
編集者・出版社の下心を余りにも雄弁に語り尽くしてくれちゃってるので、

「わざわざ買わなくても立ち読みで充分じゃね?」と思いつつも、
パラパラと
流し読みした文章の断片が何だか気になり買ってみたが、
正解だった。


この本の文章にはプロの物書きの安定感がある。
「住んでみたドイツ 8勝2敗で
日本の勝ち」などはアマチュアのブログ的で残念な文章が多かった。

それが悪いとは思わないが、
そういう本が増えてしまった現状について残念感
も否めない。
この本の語り口は淡々としている。
著者自身の怒り心頭の体験談
も少なからずあるのに、
感情的に流されない筆致は一貫している。
プロである。

英国と日本の違いについての記述はもちろん面白いが、
その理由・背景について
の分析、
考察、
見識が秀逸で一読に値する。
イギリスの事例は他山の石だらけだ。

特に移民については日本は決して英国の轍を踏んではならないと思った。


 読後感として強く感じたのは、
日本人はもういいかげん考え方を切り替えないと
いけない。
日本は先進国の一員なのではなく、
孤高のトップランナーなのだ。

もう、
お手本にすべき国、
文明、
文化はない。
日本の進む道がすなわち他の国
イギリスに住んで確信! 日本はイギリスより50年進んでいる

その他の感想

蓋が・・
わかり易く、使用しやすいです
Android5.0が憎い!!!!
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親切な本です。
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ピンク大好き女児
すぐに届いて満足です
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