タイトルと表紙の勝利
生物学の本です。
まじめに書かれています。
もちろん、
人間社会もそうではないかと思わせるような記述も時々入っています。
ただし、
タイトルや表紙から思わず想像を膨らませていると、
肩透かしを食らうかもしれません。
生物に関心のある方であれば面白く読めると思います。


働かないアリには、
2種類ある。
まず、
一つ目は、
一定の条件がそろうまで働こうとしないアリ。
他とは違う場所で餌をさがそうとするアリもその一種。
しかし、
このようなアリは集団の多様性を保証する上で重要な存在でもある。
実際、
短期間の効率性ということでいくと全員が同じようによく働く集団の方が優秀な成績を残すが、
その集団全体が長く生存する率をみると、
多様性のある方が有利なのだという。
一方、
働かないアリのもうひとつのタイプは、
いわゆる「タダ乗り(フリー・ライダー)」で、
その発生は社会が複雑になることと関係するようだ。


「単数倍数性」と呼ばれる性質に起因する「4分の3仮説」とその派生論の話しも面白かった。
アリやハチは、
人間とは違う。
オスのゲノムがメスの半分しかないため、
子供への遺伝にも比率の偏りが生じる。
ここから、
面白い仮説の根拠が導き出せる。
あと、
人間の体と生物のコロニーを対比させている点も印象に残った。
結局、
きちんとした秩序だった組織であっても、
それぞれが利己的に動いている結果であるようだ。


ちなみに、
働かないアリというタイトルには、
この著者の自身の研究への思い入れも含まれているようだ。
働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)

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