原典は素晴らしいがこの本は詐欺
もしあなたが少しでも福沢諭吉の自伝に興味を持ったなら、
この本ではなく直接原典にあたることを強くおすすめします。

できれば岩波文庫版か講談社学術文庫版が良いです。
どちらも容易く入手できます。

この本で人様から金を取るのは、
商売人としては賢いですが物書きとしては詐欺に近いです。

云うべきことは以上です。

以下は、
参考までに、
私がこの本についてどうしても納得できない点を書いておきます。


・福沢の原典自体がかなり平易なのに(方言混じりの話し言葉で書かれている)、
なぜ現代語訳が必要なのか理解できない。

 この「現代語訳」によって原典より読みやすくなったとは思わない。

 むしろ余計な手を加えたことで、
原典の持つ生々しい語り口・臨場感を殺してしまっている。

(売れたのだから現代語訳の需要はあるだろうという反論も考えられるが、
それは本を商品と捉えるか作品と捉えるかの違いだと思う)

・訳注なり訳者の福沢論なり、
この本によって新しく原典に付け加えられたものが何もない。

 斎藤氏の独創性はどこにあるのか?

・完訳でなく抄訳である。
かつそのことを表題に明記していない。

 抄訳なのは紙幅の都合上やむを得ないのかもしれないが、
だったら表題に「抄訳」とつけるか、
「『福翁自伝』を紹介する本ですよ(原典そのものじゃないよ)」というニュアンスが伝わる表題にすべき。

 また、
抄訳ということで原典の面白い部分が多々そぎ落とされているのも残念だ。
例えば、
適塾で豚を解体してたら穢多に間違われて云々のくだりなど(福沢という啓蒙思想家が被差別部落をどう見ていたが垣間見えて興味深い)。
現代語訳 福翁自伝 (ちくま新書)

その他の感想

非常に実用的で読んでいて楽しい
手触りが…
特に不満もなく普通に使用しています
肌が弱くても気にせず使えます。
もうちょっと明るい色かと・・・
とっかかりとして
ダメだ
名著だと思う。本書が紹介する技術を知らずに、挫折を繰り返すのはもったいない。
裁ちばさみが入る
keian よりは、使い勝手が良い
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ミラ・オーウェン
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上品だと思います。
そう悪くはないが、欠点がいくつかある。
マスコミと司直の共犯
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経験者は買い!
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おいしく焼けました。
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美味です
北米版のコスパには相変わらず驚かされます
誠実な対応を。
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