ロシア製のコンデンサーマイク

日本ではまだあまり知られていないようですが、
一部では高く評価されているようです。

小型のコンデンサーマイクですが、
Phantom電源が必要ないわゆる業務用マイクでも特異な音を持っています。

低音はロシアらしく深い響きと伸びを持っているのに、
こもったりはせず、
楽器や声の中音域はとても自然でマイクを感じさせません。

Oktavaの直販サイトで購入すると、
単一指向性のステレオセットが’320位で買えます。
送料も手ごろですし、
PayPalでクレジットカード払いで1週間かからずに届きました。
何より一般のコンシュマー用マイクとは一線を画しています。
RODE、
Behringer、
Audixなどは安いマイクでも有名ですが、
これらと比べてもOktavaの音楽性は高いと思います。
NEUMANN、
AKG、
Audio Technicaなどの定番となっているものは10万程度以上の価格です。
5万円前後が激戦区だそうですが、
Oktavaは10万円クラスとも戦えそうです。
すっきり爽やかではないですが、
十分な低音と自然さを堪能できます。
打楽器などが入ると魅力は倍増する感じです。
万能ではないかもしれませんが、
使いこなしてみたいマイクです。


（追加コメントです。
）
実際に小ぶりの教会聖堂での古楽アンサンブルの録音に使ってみましたが、
思ったより弾んだ粒選りの音が録れました。
コーラスやソリが自然でマイクを感じさせないのが印象的でした。
打楽器も耳で聞こえた感じで奥行きが豊富な雰囲気で録れてます。
若干低音被りの傾向もあるかもしれませんが、
全体がとても自然だけど音が弾んでいるので、
生き生きとしています。
もっと使い込んでみようと思います。