ダークホース的名盤！！！　

　1981年、
VAN HALENの4thアルバムです。

（原題「Fair Warning」、
邦題「戒厳令」)

　VAN HALEN・Dave時代の名盤と言えば、
1st「Van Halen」と6th「1984」が、
よく挙げられていますが、

私は、
1st、
2nd、
この「Fair Warning」が、
名盤だと思ってます。

　VAN HALEN特有のテンションやサウンドの生々しさはもちろんのこと、

1st・2ndにあったキャッチーさと、
3rdにあったHeavy感が、
うまくブレンドした、
デビュー以来の1つのピークともいえる作品でしょう。


　既に色々書かれていますが、
Eddieのギターワークが、
かなり充実！
　EddieならではのGroove感あふれるリフが、
次々と連なる様は特筆モノです。

　また、
(1)では、
スラッピングという技巧を披露しています。
（気になる方は、
動画サイトで"Mean Street"を検索してみてください）
　Gソロやリックも、
より自由奔放に弾きまくってくれます。


　トリッキーなスラッピングから、
Heavy & Funkyなリフが暴れる、
(1) "Mean Street"
　パワフルな疾走チューン、
(3) "Sinner’s Swing"
　VAN HALEN・ナンバー１ソングとの呼び声も高い名曲、
(5) "Unchaind"
　Bソロタイムでも演奏されてたインスト(8) "Sunday Afternoon in the Park" → (8)の流れをもって疾走する(9) "One Foot Out the Door"
。
。
。
などなど、
他の楽曲も、
異常にかっこいいです。


　VAN HALENにしては、
ジャケが地味で購買意欲が湧きにくいと思われますが、
「VAN HALENファンで未聴の人」には絶対に聴いたほうがいい作品です。

　特に、
「"Jump"は、
あんまり。
。
。
」というファンには、
相性がいいと思います。

　それと、
「EXTREMEファン」にも、
試してもらいたいです。
（Nunoは相当聴いてると思う）