輸入インフレの怖さを日本人に知らしめる書
最近20年ぶりにアメリカに行った時に「食事代がやたら高くなったな」と思った。

軽い朝食でも日本の倍相当の金額を支払ったと思う。

そんな自分の体験を踏まえて同書を読むと、
アメリカの人々の生活がいかに苦しくなっているかが理解できる。

その原因はインフレだ。


この10年足らずでアメリカ国民の多くが貧困層に落ちているという。

フードスタンプの配給を受ける人が倍増し、
生活必需品のインフレが格差拡大をもたらしてる。

正確な数字は覚えてないが、
10年足らずのうちに人々の給料が増えないなかで、

ガソリン代が3倍、
電気代と食料品が2倍になっているのだから、
生活苦になるのは当然だろう。

インフレ調整すると、
アメリカの人々の所得は過去30年でまったく増えていないのも衝撃的な事実だが、

日本ではこういった事実はインフレ礼賛の経済学者からはまったくと言って伝えられていない。


中原さんは企業経営の現場とリフレ経済学の大きな解離を指摘し、
リフレ派の理論の誤りを痛快に切っている。

金融緩和による輸入インフレが日本にもたらす弊害はメリットよりも大きいという。

悪性のインフレ(アメリカ)よりは悪性のデフレ(日本)のほうが国民生活に与える悪影響は少ないからだ。

ずいぶん前の本でも、
経済学者やエコノミストが口を揃えて正しいと言っていた「Jカーブ効果が日本では当てはまらない」
「円安でも輸出は増えない」と解説されていたが、
まさしくその通りのこととなっている。


リフレ派は同書にまともに反論することができないと思う。

そして中原さんの言うことはよく当たるから、
日本人は真剣に受け止めなくてはいけないと思う。

このままでは日本人の生活は悪くなるばかりだ。

国民の3分の1が貧困およびその予備軍であるアメリカの政策を真似する必要はまったくない。
インフレどころか世界はこれからデフレで蘇る (PHP新書)

その他の感想

柔らかさも甘さもちょうど良い
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