あくまでも竹田流。
 一番売れている現象学の入門書という評判につられて,私も現象学の入門にこの本を読みました。
哲学を専攻しているわけではない私にとっては確かに分かりやすかった。
しかし,実際に本書を手掛かりにしながら,自力でフッサールの『イデーン』や『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』を読もうとしても,ハッキリ言ってまるで太刀打ちできないのです。
竹田氏の解説は確かに分かりやすいですが,どうも簡略化が過ぎているようだし,あまりにもフッサールを賞賛し過ぎて問題点がぼやけがちのようです。
代わりに新田義弘氏や谷徹氏などの本を読んでみると,フッサールの問題点が非常に多く指摘されており,やはりそう簡単ではないのだということが分かります。

 ただ,私も本書を読んでいたからその他の現象学の本を読もうという気になったので,本書も私の中でひとつの役割を担っていたことを認めないわけにはいきません。
本書はホントに分かりやすい言葉で書かれているので読んでみても良いですが,やっぱり限界があると知った上で読むべき本だと思います。

 ついでに言っておくと,フッサールのよりしっかりした入門書としては,谷徹『これが現象学だ』(講談社現代新書)が激オススメです。
さらに上を目指すなら(とても困難な道ですが),新田義弘『現象学とは何か』,鷲田清一『現象学の視線』を読むとより理解を深められると思います。
もう一冊,フッサールの問題点を指摘しつつ鮮やかな解釈を提供してくれるものとして,斎藤慶典『フッサール起源への哲学』を挙げておきますが,これはラディカルながらも激賞に値するものですので,是非。
それから,メルロ=ポンティやハイデガーを一緒に勉強するのも理解の一助になると思います。
現象学入門 (NHKブックス)

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