VAIO Fで全く効果なし、PC側との相性だろうか

2012年春モデルのVAIOノート Fシリーズ（16インチ）と一緒に使っています。

結論からいうと、
このクーラー使用時と未使用時では全く温度に違いは出ませんでした。

これには私も少々驚きました。
thilmera7を使って常にＣＰＵ温度を表示させているのですが、
動画のエンコードを行いながら温度をみていると、
クーラー使用時、
未使用時どちらもだいたい65〜68℃前後で推移しています。
hwmonitorを起動させておいて確認しても、
クーラー使用時、
未使用時どちらも最高温度は71℃でした。
その後も高負荷での使用時にたびたびクーラーをオンにしたりオフにして様子を見ていますがそれによって温度が変化することはありません。
また、
最高負荷時の温度は常に７１〜７３℃で変わりません。
当然ですが風量の調節は常にMAXにしています。
むろんこうした製品はPCの内部構造や形状によって効果に差はあるとは認識していましたが、
「全く効果がない」なんてことがあるんですね。

底面の吸気口部分や、
あるいは熱い部分に風が当たるように位置をずらしてみたりあれこれ試しましたが同じでした。
どちらかというと、
速度可変(自動制御)のVAIOの内蔵ファンが結構強力なのでこれによって温度上昇が抑えられています。


私がエレコムのこの製品を選んだのは、
アマゾンや価格コムやブログ等のレビューで主に冷却能力面での評価が非常に高く、
欠点の指摘にしても騒音や使い勝手など冷却能力以外の点だった事、
サンワサプライ製品(ザルマン)は静音には定評があるが冷却能力はそこそこの評価が多く、
本命だったクーラーマスターの製品はちょうど品薄で一ヶ月待ちの状態だったことなどです。
本当に沢山のレビューや商品説明を調べ尽くしたうえで選んだ製品がこの結果で唖然としています。