通奏低音としてのフットボール愛と リスペクト
やはり一通り読んでの感想は「期待通りの良い内容で、
購入して良かった」です。

もちろんおなじみのモウリーニョとグアルディオラについては最も多くのページが割かれていますが、

私が本著で最も興味深く読んだのは2人のドイツ人監督、
ユップ・ハインケスとヨアヒム・レーブについての章です。

この2人の名将について専門家がしっかりと論じた邦訳書籍は、
残念ながらモウやペップほどには見かけません
スアレス氏の文章を読むうちに、
そのあたりの事情というか理由はなんとなく掴めてきたものの、

個人的にはむしろかえって好感度上昇でさらに興味をそそられ、
これからも注視していこうと思いました。

日本人選手の移籍をきっかけにドイツ代表やドイツサッカーに興味をお持ちになった方には、

この部分だけでも是非一読をお勧めしたいくらいです。

南アフリカW杯の時のシャビとレーブのやりとりについてのエピソードの紹介などは、

2人のパーソナリティーのみならず語り手のスアレス氏の人格も垣間見せて秀逸でした。


ブランやビエルサの章を読んでも感じたことですが、

ヘスス・スアレス氏にとってのあるべきフットボールの姿とは、
勝利至上主義や軍隊的抑圧から最も遠いところにあるものなのです。

「負けても決して揺るがない信念と理想、
美しいスペクタクルなフットボールにはその精神が不可欠なのだ」
行間からそんな声を聞いたような気がします。

かつて誰かが言いました・・・「フットボールは人生そのものだ」と。

名将たちを論じながら、
スアレス氏はフットボールを見つめる私たちの心の在り様をもさりげなく語っているのでは。

フットボールへの愛とリスペクト。
語る者も語られる者も。
欧州サッカー 名将への挑戦状

その他の感想

大きな施設にはいいんでしょうが・・・
カラオケの練習をしなきゃ(笑)
買いかえ
京都編のエピローグ…そして
安さに惹かれました
お値段は・・・
万人向きのお料理の本
子供も大人も楽しめました。
期待ほど、ではなかったが・・・ (条件付き)
過熱の経験
基礎45からこの問題集に接続
値段とクオリティに関しては文句ありません。
けしてゼロから始めるとは言えない。。。
とにかく分厚い…!
ちょっとだけUKツアーの雰囲気も味わえる
日々の練習に活用しています
格闘後に幸せが来る(笑)
新コンセプトのEOSのミドル機です
当時の場面を思い出して・・・
絵も中身も真っ白。ぼったくりです(泣)
大変お世話になりました
光と影もつれて
海外の商品らしい雑な仕事
便利!
ストレス激減です!
”お国のための死”とは誰のもの?
Very Good です
今でも遊んでいます!
力とは一体何か、
幅が小さめ
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