選択肢を増やす本

以前の特集本は特伐の紹介にとどまっていましたが、
今回は特伐の一部分といえど、
その内容が詳しく解説されています。
年々条件の厳しくなる伐倒において、
特伐は避けて通れない業務かもしれません。
また、
欧米式の伐木造材術の普及もめざましいものがあります。

一方で、
従来からの手技も忘れてはならないもので、
やはり基本はそこにあります。
どちらかに優劣をつけるのではなく、
互いのメリット・デメリットをよく理解したうえで選択するのが、
事故防止への最短距離になると思います。
引き出しが多いに越したことはないので、
特伐を知識として得ておくだけでも有効でしょう。