副長作には負けるかも!?

当時はキット化されていることを知らず、
近年オークションで見かけたら六桁の値段が付いていたりと、
手にするには副長の様に自作するしか無いと諦めていた｢蒼いアルカディア号｣が目の前に有る。


しかし、
このアルカディア号、
かなり複雑怪奇!?なパーツ割りをしているが、
部品を組み付けて行くとあら不思議、
合わせ目の殆どが隠れてしまいます。
(一部は見えるけど) また、
分割が色分けも兼ねていて、
船体側面のバルジ(楕円形の出っぱり)と翼下の増槽!?以外は色指定になり、
塗装しなくても鑑賞に耐える物と成ります。


ただ…全塗装をしようとすると、
この構成が仇となって、
マスク作業に苦労する事になりそうです。

それと、
艦首底部のインテークの外装が３分割されているのですが、
それぞれのパーツ間と胴体との間に隙間が開きます。
このあたりが☆１個減の部分といったところ…でしょうか。


アルカディア号というだけでも感動ですが、
ガンプラとは異なるアプローチで、
高い技術が無くともイケるキットを出して頂けた事に、
称賛の拍手を送りたいと思いました。