誤植がひどすぎる
あくまでこれは2007年以降の新版についての評価です。

倉野憲司氏の校訂本文自体はよいものです。
倉野氏は岩波の古典大系や、
『古事記全註釈』などで確かな研究成果を残した高名な研究者ですので、
本書の校訂本文自体は「定番」といってよい価値を持っています。

ですので、
活字時代の旧版岩波文庫『古事記』は確かに良書でした。

が、
2007年の改版以降のものはひどい。

文字が大きくなって見やすくなった、
という触れ込みでの改版でしたが…
確かに見やすくは成りましたが、
あり得ない誤植が多すぎます。
おそらくOCRで旧版のものを読み込んで電子化した後、
ろくにチェックもしないまま出版したのでしょう。

たとえば19頁の神名のルビ、
「うひぢに」「すひぢに」が正しいのに、
「うひぢこ」「すひぢこ」になっているのは失笑もの。
流石にこれは現行の最新版(81刷)では直されているが、
直っていないところも多々ある。

81頁8行目「故。
」は「故、
」が正しい。
(「故」一字で文が終わるか)
94頁の11行目「射使し」は「射返し」が正しい。
(旧版ではルビが附してあったので間違えようがないところだが、
新版はわざわざルビを廃して、
あげく間違えている。
理解不能)
129頁8行目「非時の香りの木実」は「非時の香の木実」(ときじくのかくのこのみ)が正しい。
(変換後、
送り仮名を消し忘れたんでしょうな)
などなど。
こういう不出来な本文であることを思えば、
古本屋で旧版を買うことをオススメしたいが、
大学でテキストとして使う人の場合はそうもいくまい(旧版と頁が変わっているので)。

早々にまともな本文のものを刊行して欲しいところですが、
『古事記』1300年紀である今年中には… 無理ですかね。

天下の岩波も今はこの程度です。
活字のころのほうが本文チェックは余程大変だったと思うのですがねぇ。
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