１級レベルの問題が６００問、最後の暗記チェックにいい

１級受験むけの問題集で、
本番と同じく１セット６０問が１０セット、
全部で６００問。

協会ホームページのミニテストと比べると、
やや設問が変化球気味で、
しかもかなり細かい。


たとえば、


旧約聖書のエピソードのなかに出てくるものを１つ選びなさい（p124)
Ａ　ミルラ
Ｂ　サンダルウッド
Ｃ　サイプレス
Ｄ　ベンゾイン

という問題では、
「ああ、
キリスト生誕時に東方の三博士が黄金、
没薬、
乳香を贈った話か」と、
Ａを選んでしまったが、
正解はＢ。
キリストじゃなくて、
シバの女王がソロモンに贈り物をした話だった。
良く読むと、
旧約、
と書いてある。
なかなかの変化球だ。


また、
全国の一般廃棄物の排出量は東京ドーム何杯分か、
とか、
サレルノ医科大学の文化圏に含まれていない国はどれか、
みたいな、
「そんなん知らんがな」って言いたくなるような、
なんだか、
高校の定期テストみたいな問題も結構ある。


しかし、
すべて公式テキストのどこかには書かれている事項なので、
知識の体系化とかきちんとした理解には向かないが、
暗記の最後の仕上げには役に立ちそうだ。


なお、
問題集６の問題１５の解答にあやまりがある。
（正解はＡとあるが、
正しくはＢ）
こういうところは、
ちゃんと直したほうがいい。