フラットな文章によるフラットにつながるもの悲しい世界をありがとう
タイトルが言い得て妙だ!というのが読み終えて出た一番最初の感想。
生活の中にグローバルさのない私にとっては、
まるで世界旅行の機上でいろんな国の機内誌を読むようなめくるめく世界中の日常での出来事。
悲しいとかつらいという感情って、
どんなに近しい人間であってもどんなに語られても、
頭で理解はできるがその感情を共有することはできないと思っている。
が、
この本を読んで、
世界ではいろんなことがあるけど国が違っても人種が違ってもなんとなく似通ったところがあってなんとなくつながってるような気になった。
もの悲しいはつらいことばかりじゃない、
ネガティブなことばかりじゃない。


どういうわけか藤原さんは普通の人よりドラマチックな場面や出会いの寄ってくる人なんだなと思う。
書けといわんばかりのシチュエーションに気づく気付ける感覚というのもあるのだろうけれど、
それ以上に呼び寄せてるなと。
その呼び寄せが激しい反動か、
うーん新聞記者の枠組みにはハマってないなーと思うところもしばし…でも、
この本はこれまでの文体とちょっと違う、
肩の力も気負いもほどよく抜けたフラットな文章。
作家と新聞記者がバランスよく融合したフラットさとでもいう感じ。
人によっては著者の思い入れたっぷり感情がみえなくて浅くつまらないとおもうのかもしれない。
でも、
著者の言葉なのに、
私が読めば私の目に、
きっと他の人が読めばその人の目になる言葉。
行間を読め結末を想像しろでもなくすっと消える幕切れ。
映像的というよりは写真的な文章というのか。
私の代わりに目にして言葉にしてくれて私に変換されるビジュアルを伝えてくれてありがとう、
といいたい。


本の装丁って大事だなあとしみじみ。
これまでの本も全て読んでいるし、
ご本人の話も聞いたりして普通の読者より深い理解はあるのだとおもうけれど、
それを差し引いてもいつもと違って格段にビジュアライズされた装丁やデザインでこの本は総合的なイメージがかたちつくられているなあというのを感じるところ。
本棚に置くにあたって帯をとるかとらないか悩みます。
レコードのジャケ買いじゃないけど本のジャケ買いしたくなるものって最近少ないので、
これはジャケ買いしてみてもよいですよ。
少しづつ読むも良し、
一気に読むも良し。
世界はフラットにもの悲しくて 特派員ノート1992-2014

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