展覧会に思いをはせながら・・・・・・

先述しておきますが私はこの日本で開催された展覧会へは足を運んでません。

ただウォーホルのファンです。

彼のもはやアイコンとなってしまったであろう、
マリリンやエルヴィス、
キャンベルスープ缶はもちろん、

シルクスクリーン作品が主です。
ここまで彼のシルクスクリーン作品を網羅した著書（和書で）は他にないと思います。

その他、
彼の撮影した写真、
貴重なオフショットが満載です。
あとラフな落書き調の絵なんかも載ってます。

どこかで見た変な丸坊主のおっさんが写真に写ってるなぁと思っていたら、
ジョン・ウォーターズ監督作品の名優ディヴァインでした（笑）。

映画好きの私としてはウォーホルの偉大な業績（アート）のひとつである映画にもうちょっと触れてほしかったです。

映画に関しては5、
6ページほどしか扱ってません。
もちろん静止画でいいんで映画の写真がもっと記載されていたらなぁ、
と。

あと音楽活動・・・、
んーこれはさすがに無理でしょうか。
ヴェルヴェットアンダーグラウンドの一員の写真は載ってます。

しかしながら総括するとたいへん満足な本です。

ハードカバーの立派な本で記載数約300点というウォーホルに関する作品、
その他をこの価格で触れることができたのは嬉しいです。

とくに私のように個展へ足を運ぶことのできないウォーホルファンの人には必須アイテムだと思います。

これだけの大規模な展覧会が今後また日本で開催されるのかどうかわかりませんが、
遠い未来の話なら保存版でしょう。