第一級の研究者の研究生活実態
 著者は、
「社会的選択の理論と厚生経済学」の分野において日本の第一人者であるだけでなく、
世界的にもケネス・アローやアマルティア・センと並ぶ第一級の位置を占めている。
本書には、
そのような研究者の生活実態が一言一句も疎かにしない見事な日本語で表現されている。

 本書は、
著者の生い立ちから現在に到るまでの研究活動を辿ったもので、
「はじめに」には次のように書かれている。
「本書は私の人生の来し方・行く末を綴った自伝であるのみならず、
研究者としての苦悩と成長の軌跡を辿った研究記録でもある。

 「研究記録」は第4、
7、
9章の3つの章に「厚生経済学と社会的選択の理論(1、
2、
3)」としてまとめられている。
(非専門家には少々負担が大きいかもしれないが)これらの章を読めば著者が格闘してきた研究分野の内容を簡潔に理解することができる。

 しかし、
読者を魅了するのはやはり著者の「自伝」部分であろう。
著者が学生から研究者へと成長していく過程が描写されている。
一橋大学で学生時代を送ったのち、
京都大学経済研究所、
ケンブリッジ大学、
オックスフォード大学、
LSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミックス・アンド・ポリティカル・サイエンス)、
スタンフォード大学、
ハーバード大学など超一流の大学での研究・教員生活を交えつつ一橋大学経済研究所教授を務め、
そこを定年退官後、
早稲田大学政治経済学術院特任教授を経て退職という、
まさに華麗な研究生活が活写されている。

 これから社会科学分野の研究者を目指そうとする人、
真の研究者とはどのような研究生活を送るのか知りたいと思う人にとっては必読の書である。
厚生と権利の狭間 (シリーズ「自伝」my life my world)

その他の感想

品質に・・・
巻けるアイスノン 
5週してみました。
分かりやすいが、重要概念の説明がほしい
B★RSカスタマイズ
要点が纏めてあってスラスラ読める
高坂国際政治学を継承する実力派による格好の入門書
パワー爆発!!
まずはギボンズから。
角が丸いダンボなんてダンボじゃない!
内容もほどよく…
★素敵★
TOEICにも使えます
コスパ最高だ
Amazon表記ミスあり。
思い切った告白
blue giant
残念。。
柔らかいし、洗いやすいです
靴を履くとき、足を入れにくいです。
とにかく可愛い(*^^*)
鮮やかな青
お手入れは思ったよりずっと楽
主人公サムスとの一体感が素晴らしい
米原さんが最後に残したこの 119の発明。是非お読みになって下さい。
ちょっと背伸びしたいお年頃の低学年女子に!
納豆やサラダにも合います
初心者には良い
効果のほどははっきりわからない
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