日本は永久に罪の十字架を背負わねばならない
本書は、
慰安婦問題と並んで日韓対立の火種となっている徴用工問題について解説したものである。
朝鮮人強制連行の経緯・実態の他、
日本の戦後補償、
韓国大法院判決の意義など、
徴用工問題の概略について一通り理解できるような構成になっている。
以下、
本書の内容を自分なりにまとめてみる。

・1944年の「徴用」以前の「募集」「官斡旋」の頃から、
強制連行は行われていた。
抵抗・逃走した朝鮮人に対しては、
徹底的に捜索・逮捕・弾圧が行われた。

・朝鮮人の労務・軍務動員数は約120万人ほど。

・朝鮮人を強制動員した日本の企業数は、
当時で約300社。

・戦後の日本の戦後補償は余りにも不十分。
未払金は企業に供託され、
動員された人達には返還されなかった。

・日韓請求権協定では、
日本側は韓国側の請求権を潰そうとしたが、
不法行為に対する個人の損害賠償請求権は認めざるを得なかった。

・韓国大法院判決は、
日本企業の法的責任を認め、
強制動員を不法行為とし、
戦争被害者の尊厳を回復させる歴史的・画期的なもの。

・日本政府の対応は、
強制動員を否定するばかりでなく、
経済制裁で韓国に反撃しようという「加害者の居直り」
・日本はドイツを見習い、
基金を設立すべき。

本書を読むと、
日本のやってきた事の余りの酷さに腹が立つ以上に呆れてしまう。
日本が己の責任を否定すればするほど、
国際社会で恥をかくのは自明の事実だろう。
ドイツのように真摯に対応すれば、
恨まれる事など決してないのに。
日本が今と変わらぬ対応を続ける限り、
日本はずっと罪の十字架を背負い続けなければいけなくなるだろう。
韓国徴用工裁判とは何か (岩波ブックレット)

その他の感想

張り方に注意
うるうるです!
賞味期限が長かった!
35年目にようやく本当のサントラ盤が手に入りました。
神様に出せる注文書があるとして、それをいつまで経っても書かない人が不思議といるんです。
クリスマスを一緒に♪
足に入らなかった!
あまりいいものではないと思います。
ちょうどよかったし、カッコイイ!
CDのスタンドに使用
あってよかったぁ
前より遥かにやりやすく楽しめてる感じです
うーん、それほど…
実際の寸法が全然違う!
柴犬好きにはたまらない
満足です。良い商品です。
曲だけでも泣ける。
お得セット
いろいろ実測してみた(偏り激しいです)
どっぷりハマります
小さい池の金魚用に・・
普遍的な哀しみ
アサダ桜集成材の自然な響きを得られる
なかなかの汎用性!
広い視野で書かれた格好のラテンアメリカ文学入門書
考え方によって、ホラーなのか、ラブストーリーなのかになる。
これはおすすめです!
でも、これがなければ
最終章一話を見たら買うしかない
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