現時点で最良の授乳と離乳に関する書籍！

素晴らしい本に出会いました。

赤ちゃんに関わるすべての人は必読です。


イギリスの書籍の邦訳版で、
この分野のエビデンスをきちんと整理して紹介してくれています。

授乳や離乳食に関する主だった研究はぼぼ網羅され、
極めて理性的な内容です。


ただし、
日本のガイドに基づいて監修者の注釈がついているのが余計。

原著にはないことが付け加えられているわけで、

原著の内容がきちんと科学的な裏付けがあるぶん、

注釈の内容まで同様に裏付けがあるかのようにとられる不安があります。

注釈の内容はエビデンスに乏しいので。

日本においてはどうかを知らせる必要性は分かるけれど、
純粋な訳本として出すべきだったかな。

余計な混乱を招きます。


さらに、
参考文献の番号はふってあるのに一覧がない・・・。

ホームページとかで掲載するのだろうか？
せっかくたくさんの論文の引用がしてあるのだから、
一覧で明記すべきだ。

あくまで一般書籍、
ということなのでしょうけれど。


ということで、
原著はさらに素晴らしいものに違いないだろう。

kindle版を少し見たけど、
ちゃんと参考文献の一覧もありました。


なんにせよこの内容を日本語で読めることは本当にありがたい。

これを読まずして、
授乳についても離乳食についても、

今後は語れません！