一応評価しておきますが

ここまで書いてある類書は見たことがないので一応評価しておきますが、

・誤り（ケアレスでなく誤解）が散見されます。
気密と断熱の混同、
防湿と透湿の間違い、
本文とマッチしていない図等。

・技術者を対象にした書籍であるならば、
XXmm以上、
などという記述の根拠（施令等）を明示すべき。
単なる経験値なのか技術基準に拠るものなのかが不明確です。

・教科書的な立場の書籍であるにもかかわらず、
デタラメな施工（さらには恥を上塗りするような安易な手直しの是認）が平気で載ってます。
日常茶飯事で神経が麻痺しているからこういうのが平気で書けるのでしょうが、
施主からみればかなりゾッとする内容。
ずいぶん著名な著者が名を連ねていますけれど（たぶん名前を貸してるだけだと思いますが）恥ずかしくないんでしょうか。
この業界の人たちの品質に対する意識の低さには心底恐れ入ります。
世間一般の感覚と乖離しています。
大いに反省していただきたい。