優れたドキュメントが持つ圧倒的な感動
4年に1度、
世界中から若い俊英ピアニストがテキサスのフォート・ワースに集まる。

1ヶ月間ホストファミリーに見守られ、
3週間の厳しい競演を経てコンクールの結果が決まる。
ラジオ、
TV、
CD・・全演奏のweb中継もされる。

キラ星のようなピアニスト達は「作曲家から受け取ったメッセージ」や「自分だけの美」を伝えようと懸命。

ホストファミリーを中心に、
関係者は精一杯のもてなしをする。
その期間、
街はコンクールと云うよりフェスティバルの様な雰囲気も見える。


各人の演奏の映像少しずつと、
彼らがホスト宅や街で過ごす映像、
審査員のコメント、
観客の感想、
指揮者の言葉などでコンクールの模様を伝えている。

コンクール初期には決して辻井君が飛び抜けた評価ではなく、
むしろ1次予選、
セミファイナルと、
混戦を通過したのかもしれない。


映像を見ると、
如何に優れたピアニスト達が大勢集っていたかが分かる(29名)。

その中でもファイナルに進んだ6人は、
いずれも飛び抜けたものを持っていた様だ。


特に、
優勝を分け合った、
ハオチェン・ジャンは、
技倆・解釈ともに素晴らしく、
審査員の1人も「間違いなく世界に飛び立つ器」と太鼓判を押している。

対して辻井君は、
美しい音色と心からの詩(うた)で大きな感動を与えたのだと思う。

2位(優勝2人の次)であったヨレム・ソンも素晴らしい。


タイプの違う、
ずば抜けたピアニスト同士だったから「比べられない、
両方優勝以外に無い」という事だったのだろうか。

審査員の1人は辻井君について語る
「彼には深く感嘆する・・・神様は眼を奪ったが、
ピアノで偉業を成すべく、
天賦の『心』と『体』を与えた。

しかもショパンの協奏曲をあれほど甘美で優しく、
心揺さぶる誠実さで弾ける。
私は涙を抑えきれずに部屋の外に出た。

と絶賛していた。
とてもよく分かる。

技術云々も素晴らしいが、
辻井君の内面的なもの こころが伝わり、
百戦錬磨の審査員の「魂」も揺さぶったのだろう。
辻井伸行 世界が感動した奇跡のコンクール・ドキュメント

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