程よい長さの純正アタッチメント〜長さの必然性

約24cmと程よい長さのノズルです。
冷蔵庫と壁の間の隙間がずっと気になっていたので早速使ってみました。

もちろん最奥までは届きません。
しかしそれで良いのではないかと思います。
仮に届いたとしても隙間が狭ければパイプを左右に振れないので埃を隅々まで取れるわけではありませんし、
本格的に掃除するにはやはり置いてあるブツの方を気合いを入れて？動かすしかないのです。


サードパーティで全メーカー対応のもっと長いノズルが売られているのを見たことがあります。
ちょっと触った感じでは強度に問題があるように見受けられましたが、
長さにこだわるならそういうものを買い求めるのも良いでしょう。

しかし、
24cmのこの純正品にも掃除機が持つ便利機能に起因する弱点があります。
そして純正品ならではのモーター保護の工夫が見られます。


よほど古い掃除機でない限り、
内部の紙パックが一杯になるとランプで警告したり運転が自動停止する機能が備わっているでしょう。
これはキャニスター型でもスティック型でも同じですし、
さらにそれがサイクロン式になるとさらにシビアです。

ノズルの狭い部分が長くなれば空気の吸込量に多少なりとも影響しそうです。
掃除機自身がゴミが一杯だと判断する材料が吸込量なのか排出量なのかは定かではありませんが、
うちのパナソニック 紙パック式掃除機 ブラック MC-PB5A-KKでは使用開始後数分で手元の「紙パック交換」サインが点滅し始めました。
ちなみに紙パック使用率は３割以下で通常の床用ノズルではそんな警告は出ません。


このノズルにはかなり深い切れ込みが入っていて空気（または埃）をできるだけ取り入れるように考慮されています。
それでもノズルが長くなれば掃除機にとって大きな負担がモーターに掛かることになりますので、
モーター保護のためのセーフティ機構が働いてしまう可能性が有るのではないかと感じました。