斬新なプリンター・・・だがしかし

横送り給紙＝省スペース！斬新でええやん！といった勢いで購入。

メジャーな二強（キヤノンとエプソン）ではない、
敢えてブラザーというのも、
どことなくそそられた。

余談だが、
価格コムのデータでは、

キヤノン：40％
エプソン：35％
ブラザー：23％
となっており、
思ったほどの差は少ない印象。

置き場所は確かに取らず、
パンダのようなカラーリングも悪くない。

しかし、
使用してみると数々の不具合が明らかになった。

やはり用紙送りに課題があり、
良く詰まる。

背面から詰まった用紙を破らないよう慎重に引き出す作業は精神的にきつい。

また、
センサーで管理しているのだろうが、
取り出してもなお復帰せず、
結局は強制終了も何度かあり。

A3を含めて手差し機能の場合も同様、
というか真っ直ぐ手差ししてもズレる事が多い。

トレイ部の作りも甘く、
雑に扱うと破損しそうな印象。

良い点としては印刷速度の速さだろうか。

インク節約にすると尚更早く、
実際にインクの減りも抑制できるが、
音は相当うるさい。

経験上、
業務用途だとインクジェットは2年ちょいで使用不可（主にインク吸収体エラー）となる印象がある。

ところがこいつはADF（自動原稿送り装置）が逝ってしまった。

原稿台から一枚ずつ操作するのは辛いので買い替えを決意。

月500枚ちょいの印刷で、
壊れるまではやはり2年。

このように散々ではあるが、
さほど不満という訳ではなかった。

ブラザー社はトヨタに対する日産（あるいはホンダ）、
VHSに対するベータのように、

トップではないが故の独自性のようなものを感じる。

これの後は同社のbrother レーザープリンター A4 カラー 複合機 JUSTIO MFC-9340CDWに買い替え、
兼ね兼ね良好。