意味のある重さ
松井今朝子さんの本はどれも面白いだけでなく読みやすくて最後まですらすらと読み終えるのが普通なのにこれは違いました。

面白くないのではなく、
むしろ登場人物たちのことが気がかりで次にどうなるか知りたいのに、
何度か本を閉じて投げ出しそうになってしまいました。

侍の家に生まれて、
ほんの数十年前ならそれなりに幸せに平穏に生きていたであろう人々の苦難。

それは今現在の日本の人々と重なってきます。

江戸を日本に、
幕府を政府と大企業に、
武士を官僚と大企業の幹部に、
薩摩長州をアジアの国々に、
置き換えてみると。

激変する状況が飲み込めず、
明日の保証が打ち切られても、
そんなはずはないとおろおろするばかりでなにもできずに滅んでいく。

自分自身の生きる苦い未来を見せつけられているようで、
とても辛い。


それでも、
最後まで読み終えたときに感じる爽快感は、
現実を引き受けて生きていく姿に対する感動がもたらすものでしょう。

苦くて重い分、
それが大きい。

これを読んでしまうと、
いままで楽しんでいた作品では物足りなくなるかも。

拍子郎なんか、
まったく同じ境遇で時期が違うだけなのに、
宗八郎とのあの差はなに?
もちろん作者も意識して書いていらっしゃるだろうから、
この先何が起こるのか見守りたいものですが。
幕末あどれさん (幻冬舎時代小説文庫)

その他の感想

著者の「東京愛」にあふれている
これ読んでコペン買っちゃいました!
対訳本として満足
日本で一番気合を入れて革靴を磨く組織自衛隊御用達の実力
アメリカ独立戦争前夜のフレイザー一家物語
作画が怪しくなってきたね
今後が懸念される一品
食後のお口直しに。
可愛い(*^^*)
取り付けが…
カーシートについたボールペン見事に落ちました。
単なるHow toでもなく情緒的な啓蒙書でもない。習慣に関する心理学の研究に基づく良書
大人と子供の楽しみ方を分けて教えてくれる
理解して使いましょう。
必要充分!!
特に何も、必要な商品ですから。
はい、タケコプター!
民芸ハマってます。
第三巻のはじめ
シンプルでスマート
小ささに価値を見いだせるか
肉厚感と首ラインのタフさが良い!
もう笑うしか無い!前向きにいこうや!(笑)
この専用ACアダプターは、やはり持っていた方が良い
幼稚園児にぴったり
タップ操作をする場合は微妙かも
もっと早く購入すべきだったと一度は思いましたが・・・。
四季折々の花の写真集+図鑑+エッセイ集
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