そして星新一は輝き続ける
2007年初版、
新潮社から。
星新一没後10年を記念して、
最相葉月が監修して制作したムック本。
表紙の絵は和田誠。


星新一は輝き続ける。
おそらく彼の作風を軽蔑したであろう、
星と同世代の純文学畑の作家たちの多くの作品が、
失速して顧みられなくなっている。
しかし星作品は世代を超えて輝き続ける。
その謎を解き明かそうと編まれたのが本書か? 目次を列挙すると、


1. Mr. ショートショートの居た場所

2. 星流ショートショートのレシピ

3. きまぐれ装画美術館

4. エス氏のDNA

5. 星新一年譜

と、
写真や図版も多数で楽しめる。
特に3において、
星の重要な挿絵画家だった二人の異才、
真鍋博と和田誠の表紙絵や挿絵をふんだんに紹介しているのも好感が持てる。
何故なら、
このお二人が星作品に携わらなければ、
星の本は全く違うものになっていたと思われるからである。
5の詳細すぎる年譜も読みやすく工夫がされているのも良い。


さらに1で私が驚いたのは、
新一の祖父の小金井良精の奥さん、
つまり祖母が森鴎外の妹の喜美子であること。
彼は幼いころにこの祖母と添い寝をしては物語や短歌を聞かせてもらっていたという。
言うまでもなく鴎外は明治大正の大文豪である。
しかも我が国における短編小説の元祖とでも言うべき人である。
その無駄を極限までそぎ落とした、
象牙細工のような諸短編は、
我が国の文学史上に燦然と輝く金字塔と言っても過言ではない。
その才能を一族の新一が、
SF ショートショートというに形を変えて、
しっかりとDNAを受け継いでいると考えるのが自然だと思われるのだが、
意外にここに着目しているかたは少ない。
何れにしても現在の星作品の輝きを見たならば、
地下の鴎外先生もさぞかし鼻が高いことだろうと思われる。
星新一 空想工房へようこそ (とんぼの本)

その他の感想

食品工場でやってはいけない事
子供の遊び絵カード入れに毎日使ってます。
3歳の娘がもう夢中!
手軽に売り物みたいなシールが
これからの日本の方向を考える上でも大いに参考になる。
日本が世界に誇れる映画作品
便利で気軽さ
うーん。やはり普通の食パンには程遠い。
コスパ低し
とっかかりとして良い本
購入して
こちらの方が安心。
良!
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優れものだと思います。
汚れも良く落ちて使いやすいです
読んでおいて損は無い
我が家の定番です!
良質のものです。
相手が中国人でなくとも役立つコツが満載
かわいすぎます。
ポケットのボタンが抜けました(布が破れました)
優しい明るさが心地良い
とても使えます。
旅というものを感じさせない空港の読み物
毎号楽しみに!!
リョウビの電気バリカンのスペア電池です
あれどこ行った?がなくなりました
ターサーを長年履きなれている人は若干違和感を感じるかも。
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