空気を読まない評価
前著書「原発事故と科学的方法」と同様に、
公表されている資料にもとづいて、
福島の放射線被ばくを「空気を読まずに」評価しています。
空気を読まないということは、
現実に正直に向き合うことであり、
現実に誠実ということです。
手心を加えないということです。
評価をするときには最も重要な姿勢です。
結果として、
政府や専門家から公表されている評価はずいぶんと「甘い側」に寄っていると著者は指摘しています。


一方で、
著者の主張を読者が無批判に受け入れることは科学的な姿勢でありません。
自分でも出来る限り数値を追いながら、
批判的に読むのが科学的な姿勢だと思います。


(著者の主張)

著者の主張は以下の通りです:
(1) 鼻血の増加は合理的に説明可能。

(2) チェルノブイリ事故の甲状腺がんの問題は軽めに見積もられている。

(3) LSS はリスクを 10 倍くらい過小評価しているかもしれない。

(4) 福島の甲状腺がんの増加や地域差は統計的に優位ではないが、
「増加や地域差がない」という公表は間違い。

(5) チェルノブイリを福島にスケールすると、
甲状腺がんはチェルノブイリの 1/20 程度、
それ以外の疾病はチェルノブイリと同程度と見積もられる。

(6) 専門家の言うことであっても、
自分で手を動かして検討するべき。


項番(1) の鼻血問題では、
著者は客観的な資料にもとづいて、
鼻血が出るほど大量の放射性物質が鼻の粘膜に付着できると見積もりました。
一応、
鼻血の説明はつく。
一方で本当に鼻血が増加したかについては、
様々な証言があります。
普通は鼻血程度では病院に行かないので、
鼻血の症例件数が増加したという記録はないでしょう。
したがって、
「もし鼻血が増加するとしたら、
それを合理的に説明することが可能」くらいに理解するべきだと思います。


項番(3) は思い切った主張です。
著者だけではなく、
他のいくつかの文献も LSS の過小評価を指摘していると紹介しています。
また過小評価の大きさは1桁と大きいものですが、
それでも誤差の幅に飲み込まれてしまう可能性も指摘しています。


項番(4)
被曝評価と科学的方法 (岩波科学ライブラリー)

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