広範囲に活躍、高安定性が特徴

昨年と今シーズン10本以上のりました。
ダッキーはこれで4艇目。

このクラスでは浮力と積載能力の高さが魅力です。


静水では申し分ない性能。
家族3人で乗ってもOK、
スケグ装着で直進性もかなり良いです。


ダウンリバーでは、
スケグをはずすことで、
だいぶ小さく旋回できます。
また浅いところでもスタックしにくくなります。

標準空気圧では、
一次安定性がかなり高く、
スタンディングウェーブに入っても収まりがいいですが、
その分クイックには動きにくいです。

空気を高めにいれることで、
大変高い一次安定性が少し減り、
体重移動もそれなりに入るようになります。

ダウンリバーはこの方が都合良いですが、
横波には弱くなります。
長瀞や御岳もそれなりに楽しめました。

もちろん沈は一回もありません。


バウから前席までの距離があり、
カバーもあるのでホワイトウォーターでの波もさほど濡れません。

ただし、
セルフベイラーはあけた方が良いです。

フロアが良くできていて、
ドロップステッチ並みの剛性があり、
このクラスでの剛性はかなり高いと思います。

ダウンリバーで仲間が沈したときに、
艇が大柄なおかげでレスキューも楽に行えました。


ウィークポイント
・少し大柄で、
タイトな場所ではコントロールが面倒、
風にはかなり弱いです。

・ダウンリバーでの操船は積極的に早めにかつお釣りがこない程度に操作できることが重要です。

・担いでも、
操船でも少々重いです。
濡れるとさらに重いです。

・付属のザックは良くできていますが、
入れにくいです。
完全に空気を抜かないと（ポンプでデフレートなど）入りにくい。
幅を狭くたたむのがコツです。

・船体布が水を吸いやすいので、
撤収時に船をひっくり返してしばらく放置しないと水が切れにくいです。

・使用後毎回水道水で洗っていますが、
バウとスターンの船体布の構造が複雑で乾かすのにコツがいります。

・付属のエアゲージで適切に圧入れ、
ほとりで浮かべ冷やしてスタートしても、
表面積のせいか、
下り始めて10分後くらいに冷えて減圧し、
加圧が必要になります。
ポンプは携帯必須です。