鏡のように日光を反射し、室内温度も確かに上がらないようです

　この会社から似たような製品が、
｢シルバー｣、
｢グレー｣、
｢透明｣と3種類出ていますが、
一番真夏の光線をシャッターアウトして、
かつ明るいのは本製品の｢シルバー｣です。
実際にはマジックミラーと言って、
外部からは鏡のように反射して見えるタイプです。
室内からは、
外の景色が非常によく見え、
外部から室内は殆ど見えません。

　昔から窓に貼るフィルム状のものは色々ありましたが、
斬新な点は直径２cmの丸い透明な両面テープが１０数枚入っており、
“点貼り”できることです。
これまでは、
実際のところ、
ガラスにピタッと全面密着して貼らなければならず、
これが一苦労でした。
慣れた人でも空気の泡が入ってしまうのです。
そうした“面貼り”の発想を捨てて、
“点貼り”するので、
気軽に使え、
秋になったら、
外すのも簡単そうです（まだやっていませんが）。
これまでガラスへのフィルム貼りに苦労した人には大いに勧められる逸品かもしれません。
昼間室内を絶対見られたくないという人も、
鏡のような窓の反射に満足するはずです。
夜間は明るい室内が見えるようですが、
ミラーレースカーテンで簡単に防げます。


　しかし、
問題点はあります。
まずびっくりしたことに、
どちらの面を貼るのか何も説明がないことです。
裏表はあります。
私は凹面の方をガラスに貼りますしたが、
これが正しいかどうかわかりません。
鏡のように反射するのでたぶん正しいのでしょう。
次に９０cmx９０cmは多くの窓に不十分で、
９０cmx１４０cm程度の商品構成がほしいところです。
たいていの窓のガラス部分の幅は７０数cmなので、
余りは下の足りない部分につぎたすことができます。
そのときは、
市販のアルミテープで簡単につなげます。

　1枚ガラスには使え、
二重ガラスには使えないとなっていますが、
日照時間が数時間と限定されていれば問題ないかもしれません。
複層ガラスはOKで、
二重ガラスは不可となっていますが、
実際にはその区別はプロでも困難のようです。
一番不適切なガラスは網入りのガラスで、
これは熱で割れる可能性大のようです。
なお、
“点貼り”なので、
従来不可能だった凸凹した曇りガラス等にも簡単に貼れるという大きな長所があります。
アマゾンの価格は千葉のホームセンターよりも安く、
結局、
ここで幾つか買いました。