説得力のある朝日新聞批判
2015年末に発行された書で、
私はその発刊を知らなかったが、
友人の紹介でその存在を知ることができた。
一昨年の2014年8月5日に朝日新聞が報道した「慰安婦問題報道の訂正」は、
国民に大きな衝撃を与えたが、
それ以後の朝日新聞の報道姿勢は決して反省を現すものではなく、
また朝日新聞社内の若手たちが討論して反省したという書なども出たが、
ほとんど当たり障りのないもので、
結局朝日新聞の問題についてのしっかりした解明はなされていなかった。
しかし今回の長谷川煕(はせがわ ひろし)氏の書は、
現役記者として朝日新聞に32年間在籍し、
1970年代には公害問題で看板記者のひとりであり、
退職後も20年以上にわたって朝日新聞の月刊誌『アエラ』の記事作成に従事してきた、
まさに朝日新聞の内部にどっぷりいた人物の著作であるという点で、
非常に興味をもった。
(以下、
敬称略)
長谷川煕は、
2014年8月の朝日新聞の慰安婦問題検証記事がこの本を書き始めるきっかけであり、
そしてこの本を書くために朝日新聞社から離れた、
という。
長谷川煕は、
あらためて朝日新聞の1982年から1997年の15年間にわたる執拗で大量な「従軍売春婦問題」の記事のすべてを丹念に読み返し、
新聞記者としての最低限の義務でありルーチンである「事実の検証」がほとんど皆無で、
単に「ある人の証言あるいは発言」の内容をそのまま鵜呑みにして記述するような、
きわめて不完全かつ粗雑な記事の連鎖であることを再確認したという。
さらに記事の内容の真偽だけでなく、
なぜこのような事態が発生してしまったのかの検証が皆無であったことに強い失望と不満をもったのである。

長谷川煕は、
そのような事態が発生した背景として、
戦後歴代の朝日新聞社の幹部、
つまり社長・代表取締役・論説委員などの人物の思想傾向を改めて考える。
すると、
広岡知男、
秦正流、
森恭三、
田中慎次郎など、
そして社内の最高幹部でなくとも労組の聴濤(きくなみ)克巳など、
多くの「マルクス主義者」あるいは「社会主義を理想とするひとたち」が存在しており、
それに反する方針や行動は朝日新聞社内で存在が困難であった、
という。
崩壊 朝日新聞

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