最後からひとつ前

　ほうかごオブリガード、
はつこいトランペットの二本。
とうとうここまで来たかという感じ。
オブリガードのあのシーンはもう久美子とシンクロして手の動きも涙さえ一緒に観ながらパクパクしてしまう。
我ながら何やってんのって感じ。
そしてはつこいはちっちゃい麗奈回。
幼いころからの気持ちが今も変わらず強くあるからこそ大吉山頂上でのあの涙なのかなって、
普段大人っぽい麗奈が幼くいとおしく思える、
ダム放水のしぶきでつめたく湿った風が頬に当たる気持ちになってさあいよいよ最終巻に続く、
わけです。

　オマケの話。
いつものWEB予告収録、
はつこいはセリフと画をミックスしまくりの妙。
さいごのは、
あの自販機前シーン丸ごとそのまま。
ほんと、
上手いなあとなんか悔しいくらい感心します。
今回の何ですかこれは最高に面白い三年生トリオもの。
あるいみストレートな攻撃でとくに香織先輩、
晴香先輩の魅力が爆発ですよ芸術的に。
そしてそして、
最終回先行上映イベントの黒沢ともよ、
寿美菜子、
ともよちん＆みなこ氏ステージインタヴューが収録されています。
これがまたたいへん興味深い話をしてくれてます。
いつも思うけどほんとにこの作品で声優さんの演技についていろいろ深く知ることができました。
ともよさまの第一話アフレコ前の話は（もう有名なの？）けっこう揺さぶられました。
久美子、
あすかのお宅訪問回のキャラクター二人の心と演じる側の二人の心の話もほんとに面白いです。
演じるってすごいことなのね。

　大事なコメンタリーについて。
キャストコメントはほうかご・ぬーさま、
トレンディ石谷、
そしてともよちん。
はつこいはひさびさ？北宇治カルテット。
今回カバー絵みたいな三人は現場の雰囲気を感じさせてくれて、
しかもあのたかぶるシーンで実は前の晩のお姉ちゃんが重要なんだと気づかせてくれる深いものです。
カルテットはあいかーらず。
いい意味で。
そして今回（も）スタッフコメントが物凄く面白かった。
山田尚子さんが録音の名倉靖さんと音楽Pの斎藤滋さん。
とくに録音さんの仕事が！毎度ライブコンサートミキサー並みのアクティブでセンスあふれるものだとは！そしてそこまで幅広く仕事してるとは！アニメ制作って大変なのだ。
ぜひぜひ聞くことをお勧めします。