線と物語の関係性について書かれた名著中の名著
まさか、
こんなアプローチがあったなんて・・・
線に関しては、
様々な論文や書物を読んできたが、
このアプローチは想定外だった。
本書の原書で出会い、
そして先々月翻訳書が出て、
食い入るように読み進めてしまった一冊。


まず帯が衝撃的だ。


「歩くこと、
物語ること、
歌うこと、
書くこと、
生きることは線を生むことだ。


そうこの本は、
線と物語ることの相関関係について書かれた線の文化史がわかる一冊だ。


人はなぜ、
チャートやラインを書くと、
思わず物語れるのか?
その秘密を長年探し続けていた。
本書は上記の私の問いそのものがテーマではないものの、
十分その内容について、
大きなヒントと示唆を述べてくれている。


本文を引用すれば、

「振り出しが生み出すラインは本質的に力動的で時間がかかわっている。
ペンを手にしたスターンがページの上にその振り回しを再現したことで、
彼のジェスチャーは私たちが今なお読みとれる恒久的な軌跡となった。


「まず旅行において、
目的地を目指す輸送が徒歩旅行に代わった。
次に地図づくりにおいて、
路線図が手書きのスケッチにとって代わった。
そしてテクスト構造において、
あらかじめ作られた筋書きがストーリーテリングにとってかわった。
断片化は私たちの理解をも変質させた。


「略図のラインを引くことは物語を語ることによく似ている。
実際、
両者は同じひとつの行為を補い合うものとして協力しつつ進行する。
ストーリーラインは、
地図上のラインのように、
先へ先へと進んでいく。
物語が語る出来事は、
行ってみれば、
存在するというよりも出現するものであり、
それぞれの出来事は進行してゆく活動の一つの瞬間である。


このあたりはまさにそうである。


私たちは、
古代、
冒険者であった。
冒険者は己の歩んだ道筋を地図という形で残した。
そして、
帰還した冒険者は、
その描いた地図を用いて、
その冒険を物語った。


シンプルに考えれば、
その通りなのであるが、

まさかこんなにシンプルにかつ、
線そのものを成り立ちを考えることが、
線と物語ることの関係性につながるとは思わなかった。
ラインズ 線の文化史

その他の感想

印刷できない余白があります
センターの予想
普通に釣れます
簡単に録画できて使いやすい
商品重量が異なるのでは?
猫の鳴き声!
柔らかくて、着やすい
王羲之ってすごい!
今のところ。
今まで、自分がやっていた道徳の授業はいつたいなんだったのか…?
(=^0^=)
人生、前向きに
見た目が全て
5歳の息子が「パパ、ルールブック読もう!」と言ってきます
GMO-PGやアリペイにまで踏み込んだ後半は読み応え有り。
2度塗り、うすいとダメみたいです。
今回も良いです。
コルトレーン賛
単体としては佳し、シリーズ通しては冗長
映画を観て、全巻を読んで
サンデーとしては本当に久々のヒット。一見変な漫画に思えるが、実は万人向けで、絵、話、ギャグと三拍子揃った、非常に良く出来た漫画。駄菓子も、誰もが食べたことがあるから、とっつき易いしね。
おしぼり…ではなかった
kindle版を買おうとすると損をする。
ロックの未来はギラギラ明るいことを実感。
メーカーの姿勢が評価できる。
オートバイ モノショックの調整には少々注意が必要
ブラケットと本体がしっかり固定されない
自分的な感想です
キャップのつばで使用。
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