「労働力余剰と人類の富」のほうがしっくりと…
原著のタイトルは「The Wealth of Human」で,本来ならば「人類の富」。

決して,デジタルエコノミーが道を誤る旨を記述した本ではない。

ではどのような内容なのか。

それはすべてサブタイトルに記載されています。


テーマはテクノロジーによって生じる「労働力余剰」にどう向き合うか。
かと。


まずは,労働力余剰が生まれる背景・理由からはじまります。

蒸気,電気といった汎用テクノロジーの発見。

その後数十年かけてそれらを活かすインフラが整い(電気の発見と電線や家電の普及にはタイムラグがある),労働力がテクノジーによって代替されてきたという産業革命の歴史が示されます。

そのうえで,「ビット」も同様の汎用テクノロジーであり,ITバブル以降,まさに今にかけてビットのためのインフラ(ネット,IoT,AI,シェアリング等)が整いつつあり,近い将来,これまで以上の労働力の代替が生じるという解説をしています。


では,テクノロジー,特にデジタル革命により生じる労働市場の変化・影響とはどういったものか。

具体的には,下記の3項目をすべて両立(並立)して達成することはできないというものでした。

①労働生産性が高まる
②賃金が上がる
③雇用を守る

例えば,テクノロジーにより①を目指せば,高スキル層は②を達成するが,低スキル層の②③を犠牲にせざるを得ず,二極化が進む。

また,③を目指せば,①を犠牲にした低生産性労働を残しておかなければならず,そのためすべての層の②を犠牲にしなければならない。
など

どこをとるかは経済的な問題というよりも政治的な内的な問題とグローバル化という外的な問題が大きいといいます。

過去の歴史をみると,それは各層の政治的な強さのバランスによっている(労働組合,規制緩和など)。

そしてかつては存在しなかった経済のボーダレス化(新興国の成長,移民,金融など)がさらに問題を複雑にするだろうと説明します。


著者の示す処方箋は「ソーシャルキャピタル(社会関係資本)」だそうです。
デジタルエコノミーはいかにして道を誤るか―労働力余剰と人類の富

その他の感想

とても貼りにくい
すっぱいです。
毛糸のセーターもこれで洗濯機で洗ってます
珠玉のエッセイ集
便利だよ!
腰痛防止に最適です。
不思議な透明感のあるストーリー
Welcome to ようこそジャパリパーク❣
小学校低学年でも
チィルドシート
占い感覚の本です。
CPUファン・ヒートシンクの脱着に便利
説明書がないのが残念
腐れ縁で初恋で一途愛ってどんなごちそう?
E510でも使えます
ベットに固定し使用
前作よりグッと内容の濃いゲームに。その自由度は子どものみならず、大人も十分楽しめます。
b^ー°)
色と価格で決めましたが…
一晩であっけなく落下
映画館に行きたくなる、旅に出たくなる
何とも嬉しい2ヶ月連続刊行
過去最多収録!
試す価値あります
よく落ちる。
索引がなく探しづらいです
タブレットで使用
姪へ
キリッとした味
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