軍隊や戦場にも女性はいる
本書は1988年から1998年にかけて戦場や軍での取材をまとめたもので、
文庫のための書き下ろしです。


タイトルこそ「女性兵士」ですが、
兵士として戦う女性の生き方を深く掘り下げたドキュメントではありません。

本書に対するイメージと実際の内容にはギャップがあり、
著者もあとがきで『「たまたま」から始まったものが多く〜』と記しています。

ただ、
過去の取材体験に対して後から変に意味づけを行い、
無理に帳尻を合わせようとしなかった点は好感が持てます。

時には文章から何か古臭さを感じてしまうこともありますが、
それはその時代を上手に描写しているとも言えるでしょう。


本書は戦場のレポートとしては完成度が高く、
描かれた戦場の状況はリアリティに溢れています。

例えば、
第一次チェチェン紛争では著者はチェチェン側から取材を行いました。
そこで取材対象であった兵士の死を目の当たりにしたり、
毒性のある化学物質を吸い込んで体調を崩すなど過酷な体験をしています。

宮嶋茂樹氏は「従軍取材は強いほうに付くのが鉄則」と著書の中で記しています。
戦場で死ぬリスクを少しでも減らすために、
攻撃されるリスクが少ないほうに付くということです。

加藤氏は制圧される側のチェチェンから取材を行っているわけですから、
大変な危険を冒して取材を行っていたことが分かります。


「女性兵士」というテーマでは掘り下げの浅さを感じますが、
軍や戦場の取材レポートとしては面白い読み物です。
女性兵士 (講談社文庫)

その他の感想

家族の、人間関係の取説
至高のエンターテイメント
匂わなくなった!
電池を抜けというけれど
就職に何の関係もない自分が読んでも面白かった。
冬のコートを保存しておくのに。
DVD持ってるけど…
かわいー!
本みりんとはこういうもの。
よみがえるデス・スター攻防戦!
主要企業の動向が大凡わかる業界本
夏にはペンギン‼︎宝物が増えました。
駐輪時は内側に格納できます
反対することへの問題点を明らかにしてくれる。
きたえるぞ
さすが中国製品
ブラウンカラーはなかなか
なかなか良いかも
パーシーが流れていった…
万葉集に流れる歌の源泉
安い!!!!!
良問ぞろいだが・・・
抜け毛とフケとカユミが減った
ラチェット音が静か
安いのにサイズはぴったりでした
非常に良い
華麗で妖艶な線画の美
ストラディバリウスの高音が楽しめます
鉄、良いかも
『あなたが知ることのできるものは、あなたではない』
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