長谷川等伯の生涯と作品を5期に分け、比較的大きなカラーの絵を掲載
長谷川等伯の作品を京都の寺院に特別公開された折に、
複数見る機会があり、
等伯の全体像を把握する目的で本書を購入。
「もっと知りたい」シリーズは、
以前藤田嗣治のものを入手して大変明快であったため選んだが、
本書も期待を裏切らない出来。
本書は、
画家の生涯と作品を5期にわけて紹介。
解説は簡潔で平易なので数時間あれば通読可能。
本書はすべてカラーページで掲載されておる、
絵も比較的大きいので、
ある程度鑑賞の目的にもなる。
たとえば東京博物館の瀟湘八景図p40などの横長の屏風などは上下に掲載し、
なるべく大きく、
しかも白紙の部分が最小限になるように工夫してあり、
絵を見ているだけで描かれた地形をみているかのような感覚にしてくれる。
等伯作品を収蔵する京都の寺院の地図p5は優れているが、
本書にも書かれているように「等伯作品を収蔵するこれらの寺院は一般公開されていないところが多い。
特別公開の情報などを確認されてからお出かけいただきたい」というのが現状である。
例えば、
建仁寺両足院の「竹林七賢図屏風」は2019年京の冬の旅非公開文化財特別公開で見られたが、
これは5年ぶりの公開。
圓徳院では「山水図(襖」p17」が収蔵されていることになっているが、
実際、
圓徳院を訪れてガラス張りのケースの「山水画」の説明文を注意深く読むと常設されているものは細密複製画であることがわかり失望させられる。
金地院の「老松図p45」は実際に金地院に行くと常設ではあるのだが入場料の他に特別拝観料を払わないと見ることができない。
なお本書では「老松図」として襖絵の松の部分のみを掲載しているが金地院では題名を「猿猴捉月図(えんこうそくげつず)」として手長猿の部分を入場券やポスターで宣伝している(ちなみに本書では同様の手長猿の絵は相国寺のものを紹介し、
牧谿の観音猿鶴図と比較しているp18)。
常設で見られる智積院の宝物館の障壁画には本書では8ページが割かれているが、
智積院には他にも特別公開の時される「十六羅漢図屏風」も所蔵している。
各寺院でどの作品が常設で見られるかについての詳しい情報が改訂版には望まれる。
また本書には京都以外の等伯の作品も収録されているが、
そうした作品が全国のどこにあり、
常設されているか否かの情報なども欲しとこと。
たとえば本書で8ページにわたって紹介されている東京国立博物館の「松林図p30」は常設ではない。
もっと知りたい長谷川等伯―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

その他の感想

ゆるふわは本物でした
履き心地はバツグン!
さすがパナです☆
After learning and recognizing the words. それでも’?’
漢字語ハングルできますよ学べる良さ。
注文から1週間以上経っても届かない
ノートPCライクな使い心地。
これは使いやすいです!
シャスタとオランチャ
Happy 貯金箱
ジャンプのいつもの引き伸ばし
一番使いやすいかも?
収納寸法としては奥行39mm程度
つま先から編む靴下
小学生でも釣れます
いい薪だ…
薪ストーブ導入を予定している人は一読の価値あり
裏表紙がかわいい感じです。
啓発されます
コストパフォーマンス抜群です。
こっちがお勧め
この本は安心です。
1859年初版の翻訳に取り組む・・・
会員になるのは…だけど店内を覗きたい
ジュニアにはいいですよ
最初は。
体の芯からポカポカ
迅速な対応で満足です。
毛は柔らかいです
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