『哲学探究』への不可欠の文献!
本書は初期『論理哲学論考』から後期『哲学探究』へ至る過渡期の講義録であり、
後期ウィトゲンシュタインを知るための必読の文献である。
文庫本での出版を心から喜びたい。
「数学の基礎編」とあるが、
数学の専門的素養や基礎知識がなくても本書は読めないわけではない。
訳注が充実しており、
集合論が理解出来れば、
本書の論述についていくことは可能である。
したがって、
数学嫌いの文系人間にも、
本書は読んでもらいたい必読の文献である。
『青色本』、
『茶色本』、
『哲学的文法』と同様に、
後期への入り口をなす文献である。
できれば、
本書の解説本も出版してもらいたいものだ。
本書は数学的言語ゲーム論を説いた本だ。
数学研究ではなく、
数学を用いた言語ゲームである。
たとえば第1講でウィトゲンシュタインは、
円とその右隣に少し離して縦に直線を引く。
明らかに円と直線は離れて位置しているが、
「この円と直線が接している」と言うことが可能である。
ウィトゲンシュタインは、
「〈虚点〉(どこにもない点)において、
この円と直線が接している」と述べる。
まさにこの命題は、
数学を用いた言語ゲームである。
論理空間上で語ることが出来るのが、
数学的言語を用いる利点である。
それは『論理哲学論考』の延長上にある思考だ。
『哲学探究』へと繋がる思考の原点がここにある。
お勧めの一冊だ。
ウィトゲンシュタインの講義 数学の基礎篇 ケンブリッジ 1939年 (講談社学術文庫)

その他の感想

一番最初に作られた最も重要なサイドストーリーの補完版
とても柔らかくて、ムレにくいです。
生きたかったら……
チョースバラシイ
唯一の不満点
薄さはピカ一。
見おわってあたたかい気持ちになった。
機能や外観などは上々です
ディジタル放送の基礎技術入門
GOOOOOD!!!!!
茶渋除去できました
臨床研修の早めの段階で読むべき
タイヤの回転が悪いかも。
軽くて、収納も簡単!
アロンアルファアミニ
消耗品なので定期購入
バイクのヘルメットを被る時に
手軽な空撮
是非、特典映像を観てほしい。
ウェーブバードが使える♪
操作性、耐久性、良し。
淡い色が赤ちゃんにぴったり
I型ですが、7年以上もHA1Cが6.0~6.3です
Mac Book Airで使っています
持ち歩くには7インチがちょうどいい
どの単語帳が一番頭に入るか
スーパーカブPROに取り付け
現役中学生の歌唱力とは思えない歌声が凄すぎる
毎年の楽しみです。
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