十分面白い，しかしストレスが溜まる要素が多い

当方，ソウルシリーズ・ブラッドボーンを全てプレイ済みです．それらとの比較込みでレビューさせていただきます．
ストーリーに関するネタバレは一切含みませんが，アイテムや敵については一部触れております．
参考までに，クリア時のコアパワー（レベル）は63です．

●部位破壊
ソウルシリーズにはない要素で，雑魚敵撃破時に狙った部位を切断してアイテムを入手できます．

良い点
・あらゆる雑魚的に対して弱点を狙った攻撃が可能なので，ただ切るだけ殴るだけになりにくく，ソウルシリーズとは違った戦闘が楽しめました．
悪い点
・ターゲットする部位の変更は右スティック，部位破壊は〇ボタンのため，「右手で〇を押しつつ，左手を左スティックから離して右スティックを動かす」という変態操作を強いられました（これは私の操作方法・設定がおかしいのかもしれません）．
　そもそもターゲット切り替えの判定が微妙でうまくいかないことが多かったです．

●マップ
良い点
・雰囲気は非常に良いと思います．
・ショートカット開通のタイミングが絶妙でした．
悪い点
・このゲームで最も出来が悪い部分かもしれません．一言で言うと，「分かりにくくて覚えにくい」です．
　私自身，道を覚えるのが得意ではないということもあり，この部分は非常に残念でした．
・まず全体的に外観の変化が小さいです．ステージが5つくらいあり，それぞれは雰囲気や外観が異なっています．
　しかし同じステージの間ではその変化が小さく，「ここ前も来たっけ？いや初めて？」ということが何度もありました．
・ほぼ同じ外観の細い通路が各所に配置されているのですが，こいつがマップ複雑化に一役買っています．
　通路内からは外の様子が全く見えず，さらにエレベータによる上下の移動が加わるため，今自分がどこにいるのかが非常に分かりにくかったです．
　（ソウルシリーズでは全体が見渡せる場所や開けた場所が多く，迷いにくかったと思います．）

●成長システム