土俗性の強い不思議怪談、第二弾。
前作『全国怪談オトリヨセ』がとてつもなく面白かったため、
迷わず購入。

前回とコンセプトは同じなので、
基本的な作りや受ける印象も良い意味で同じである。

全国津々浦々、
その土地ならではの怪異譚、
作者の簡単な解説付き。

解説は、
場所が明記されている場合とやんわりぼかされている場合とあるので、

それはそれで「自分で調べる」という追加作業が行えて楽しい。

文面から想像していた場所のイメージと、

実際に検索して調べた結果のイメージとを見比べて、

「え、
こんなすごかったの!」と、
予想を裏切られる展開も何度もあった。


ただ、
内容としては、
やはり、
「第二弾」感がぬぐえない。

やや小物というか、
もし『オトリヨセ』が1冊しか刊行できないって言われたら
おそらく取捨選択で切られただろうな、
って印象の話が多い。

(いや、
ま、
もちろん、
それは前作を読んでしまったが故の相対評価であって、

 これしか刊行されていなかったら小物も何もないのだけど。


以下、
気に入った話。

★「ほとばしる」…前作もそうだったけれど、
最初の一話、
の存在感がしっかりしている。
この本の方向性がしっかり示された佳作。

★「Y橋奇譚」…これは、
本文を読んだ後、
実際に自分でY橋を知らべてみて、
現地の映像や写真を見た時に改めてぞっとなった。

★「おまもり」…個人的には、
ほろっと泣けるハートフル怪談の類はあまり好きではないのだが。
こんな感じで、
押しつけがましくなくさらっと挿入される分には不快感はない。
むしろちょっと泣けた(笑)。
「おまもり」も欲しくなって調べちゃったし。

★「島にて」…私はいつもその場面を想像しながら読むタチなので、
それ故、
怖かった。
映像化した時のインパクトがすごい。

★「幽霊ビル」…これね、
たぶんね、
多かれ少なかれ、
結構な人数の人が人生のどこかで経験してるんじゃないかと思う、
忘れているだけで。
私も似たようなことあったなぁ、
と不意に思い出した。
なんで忘れていたんだろう。
私の場合は、
ビルじゃなくて家だったけど。
全国怪談 オトリヨセ 恐怖大物産展 (角川ホラー文庫)

その他の感想

スタイリッシュだけど・・・
水着に。
10周年なのに特別感がない…
JAZZ AC09 ハリケーン スラッシュカットマフラー
アメリカの今を知る、アメリカの将来を占う
同じ失敗になりそう。
FInd out what the rich do.
小さくても抜群の性能
抵抗なく自然な吹きやすさ
程好い重厚感。
貴重な巨大シャベル、SGT-18より袋からは出しやすい、取っ手が痛い ===> 合わせ買い対象から外れたため再減点
これから?
しっかりしていて使い勝手良し
公式2枚目のベスト盤
上出来過ぎです!
心情の描写が多い分、読解が難しいところもある。
成功、成長のヒントはパクる
私はコレが一番〜B’zはw
取り扱い方には気をつけた方がいいかもしれません
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